28日、定例会見。政治改革委、野党は「企業・団体献金の禁止」を一致して主張。
2024年05月29日
28日、定例の記者会見を行ないました。私の方からは、特に報告はありませんとして、記者団の質問に答えました。
政治改革をめぐって、与野党協議が政治改革特別委員会、修正などについて、与野党協議が行われようとしているが、日本共産党の臨む態度などの質問が出ました。
私は、政治改革特別委員会で、政治改革を巡る議論が始まって、自民党が各党の意見を聞いたという現況ですね。3点ほど述べたい。1つは、委員会後、野党の共同のぶら下がりを行っています。この一致して要求している内容が大事です。
野党として一致して、企業・団体献金の禁止、それから2つ目に政策活動費の廃止または領収書の公開、それから3つ目に、いわゆる連続性の強化ということは、非常に意味があると私は思います。
維新の会は、企業・団体献金禁止は「本丸である」、有志の会は、企業・団体献金禁止は「1丁目1番地である」、日本共産党は、「核心である」と発言しています。
企業・団体献金禁止を一様に確認したことは極めて大事なことです。
そして2つ目は、修正協議について、自民党が意見を聞くと称して密室での協議をもくろんでいるようですが、理事懇談会という場、即ち公開の場できちんととすべき問題である、修正案も堂々と審議すべきであると考えています。
安住国対委員長も述べていますが「譲れないものは譲れない」との立場で、野党が結束して求めているのは3点だと、旗印を明確にして最後まで緩ずに闘い抜くことが必要です。
3つ目は、政治とカネの問題で、菅家氏や稲田氏の還付請求などの新しい事実が出てきています。これらの問題の真相解明は特別委員会の仕事だと言わねばなりません。
今、私が、述べたことは国民の世論の多数のご意見だと、ここにどう向き合っていくのかということが政党として問われてると思います。
Q)。安倍派の菅家一郎さんと稲田朋美さんのその寄付金を利用した税優遇の話が出てますがどう考えているか?
A)。国民の意見は無視する、悪いことは知らん顔して、頬かむりする。これで政治動かしてる党ですから、世論に答えるために野党がどのように闘うのかが問われてると思いますよね。
ここまで落ちたかって思いませんか。裏金使って、それで自分とこの支部に回して還元、還付する、もう倫理もヘチマも地に落ちたということです。
多くの国民は、これほどまで自民党は、倫理を喪失してるのかと、もう怒りを通り越して、呆れてると思います。
先ほど、3つ目にお話ししたように真相解明は極めて私は大事です。
しかもこの問題は、昨日、私どもの小池晃書記局長が会見し、1人じゃないんじゃないかって言いましたやんか、もうすでにこれ2人目の疑惑が出てる。
これからは、メディアのみなさんの仕事でもある。裏金作った人は告発されてるのは衆議院で50人参議院で32人、この問題について82人は逃がさんぞと追及を望みたい。
「裏金を 還付にまで使う 浅ましさ どこまで落ちる 自民の倫理」と言いたいですね。
Q)。規制法改正の関係です。自民と公明が合意したとの報道、並びに今週中の採決という与党の動きについて。
A)。自公の合意ってねなんやねんと。そのような合意とかでお茶に濁すなどというのは、国民の世論と今の求められている政治改革の中心を投げ捨てたものだと言わざ得ません。
やっぱり国民が審判を下してこの自民党はあかんでと、この公明党の体たらくは本当にこの助け舟に出してるだけだという批判を強めることが大事かなと思います。
既にこの件に関して、世論は評価しないと出ています。採決など論外だと思います。野党は、結束して立ち向かうことが求められる。