伊丹市共産党後援会総会で記念講演。政治を動かしてきた日本共産党の前進を!こむら候補と共に訴える。

2024年05月19日

17日、兵庫県伊丹市内で開催された兵庫県伊丹市日本共産党後援会定期総会に招待を受け、記念講演を行いました。

こむら潤衆院近畿ブロック比例予定候補(兵庫8区重複)も参加し、共同親権の問題や地元・尼崎市の94歳の方が「二度と戦争の道を歩んではいけない」と入党いただいた内容を紹介し、「比例での日本共産党の躍進を兵庫から」と訴えました。

 

 

私は、まず、「来るべき総選挙は、政党選択の選挙」と強調。京都市選管が先の統一地方選挙での総括で、「投票先を決める際、候補者か政党どちらで選択したかというと、政党で選ぶ傾向が増えている。29歳以下の若い層ではそれが特に顕著」と分析していることを紹介し、「維新についで、共産党についても7割が政党名で選択している。共産党を語りぬかなければ、勝つことはできないことを肝に銘じてほしい」と訴えました。

また、「近畿比例の4人の候補は、多彩な個性の持ち主で、ベストメンバー」として、4人の特徴や実績を紹介しました。

 

 

その上で、「政治を大きく動かした日本共産党」として、自民党の組織ぐるみ犯罪「裏金づくり」の実態を暴き、自民党を追い詰めてきた日本共産党と「しんぶん赤旗」の果たした役割を強調。「かつて共産党だけの主張であった、企業団体献金禁止を、いまでは公明党も含め自民党以外のすべての党が公言するように政治が動いてきた。その中心に共産党がいたということに確信を持とう」とよびかけました。

 

 

また、「政治の要諦は、国民の安心・安全を守ること」として、10年前に機能性表示食品問題で追及したこと、また、阪神淡路大震災、能登半島地震を通じて「公」の責任が問われていることを強調。

この間の国会での論戦(陸自高等工科学校の靖国参拝問題、饗庭野実弾演習問題、祝園弾薬庫問題など)を具体的に紹介して、日米首脳会談以降の「日米同盟の危険な大変質」にたいして、「戦争への道許さない平和の党として、敢然とこの流れに立ち向かっている」ことを紹介しました。

 

 

最後に、3つの衆院補選での勝利と「市民と野党の共闘」について触れ、「立憲民主党に対し、私たちは誠実に共闘への努力をしつつ、批判すべきは批判する」として、この間、立憲民主党の武器輸出や経済秘密保護法、次期戦闘機共同開発条約承認案件などに賛成したことについて、岸田自公政権の戦争する国づくりへの対応・態度が残念だと率直に訴えました。
さらに看過できない問題として「連合」会長による、東京15区補選巡って共産党と立憲の両党が揃って街宣したことなどを非難したことについて党の立場
を紹介。
「いずれにしても、日本共産党を強く大きくすることが決定的。この党を大きくして選挙をたたかおう」と改めて呼びかけました。

講演後、質疑で出された、「田村智子委員長になって変わったことは」「大阪万博は今からでも止められるのか」「野党はなぜ一枚岩にならないのか」などの疑問に丁寧に答えました。

写真は左から、かしばふみ伊丹市議、こむら潤比例予定候補、私、服部よしひろ伊丹市議