高麗美術館を訪問。鄭氏から説明を受け「風俗画と民具から見る朝鮮時代」を鑑賞。

2024年05月7日

既報(5月1日)のように、高麗美術館の「風俗画と民具から見る朝鮮時代」を鑑賞しました。

風俗図八曲屏風をバックにパチリ(なお高麗美術館での写真は館の許可を得て撮っています)。

いつものように、鄭喜斗代表理事の説明を受け、楽しい時間を過ごしました。

鄭さんによれば、朝鮮時代鮮も日本の江戸時代も、豊かな自然と共存する社会を目指した、農本主義的な政策を基本とした世の中で放ったのか、朝鮮半島では、庶民の信仰は山神を始めとした自然信仰であり、日本の農耕神と同様の要素がああたのでは。
二毛作のはじめではないか、牛を共有しての田畑の耕しを表す屏風の風俗画、官吏が任地に持参した廟堂図の掛け軸の意味など興味深いことばかりでした。

朝鮮時代の風俗画や民具を通して、朝鮮の人びとの素朴な暮らしとある種の豊かさを、感じ取ってください。

 

私は、今回の、民具展示だけの図録をつくる価値があるのではと感想を述べました。次の会報では詳報したいとのことでした。期待しましょう。

仮面劇にも使われるとの仮面のユニークさ。

 

 

 

菓子型。日本の和菓子の型に通じますね。