23日、定例会見。「自民の規正法改正案は、反省も本気度も感じられない」と厳しく批判。

2024年04月24日

活動日誌

23日、国会内で定例会見を行い、記者団からの質問に答えました。

 

記者団から、自民党が提出した「政治資金規正法案」についての見解を求められました。

私は、まず自民党の規制法改正案の提出に至る右往左往を指摘。この原因は、政治資金パーティーによる裏金づくりの真相解明と反省の姿勢がないことだ、メディアの世論調査でも真相が解明されていないとの声が圧倒的多数だとして、真相解明が裏金事件の「肝心要」だと述べました。

 

規正法改正案の内容については、次のように述べました。

「政治資金収支報告書への不記載が悪質だった場合の相当額の没収」などをとしているが、収支報告書への不記載はもともと法律違反で、犯罪行為ではないか、悪質か悪質でないかの問題ではないと強調し、「ほとぼりが冷めたような対応策にも程がある」と批判しました。

 

「国会議員による収支報告書の内容確認の義務付け」なるものについても、「（これまでは）内容確認もしていなかったのか。どこから考えてもいいかげんだ」と指摘し、要するに「反省と本気度が感じられない」と答えました。

 

私たちは、政治改革特別委員会で、裏金づくりの真相解明、森元首相をはじめ関係議員の証人喚問を要求し、企業・団体献金禁止の実現をめざしていくと結びました。