共産党和歌山県委主催、緊急国会報告会「裏金問題を斬る~希望を語る会」で訴え。

2024年04月23日

報告です。21日、和歌山市内で開催された、日本共産党和歌山県委員会主催の「緊急国会報告 裏金問題を斬る~希望を語る会」で訴えました。

 

 

私は、まず「和歌山に訴えに来た目的は何か」として、「自民党政治を終わらせるいちばんの本道、総選挙での日本共産党の勝利、そのために共産党そのものを強く大きくしてほしい」と訴え、「和歌山県の比例代表選挙での得票目標は6万票だが、かつて野間友一・井上あつし衆議院議員を輩出した時代、実際に和歌山県党は1区だけで5万6000票余の得票を獲得していた。
その地力は大いにある。日本共産党の前進へ、力を尽くそう。そして、腐りきった自民党政治を変えよう」と呼びかけました。

 

 

その上で、私は、「政治の動きと日本共産党の役割をどうとらえるか」として、自民党の組織ぐるみ犯罪、裏金づくりの実態を暴いた日本共産党と「しんぶん赤旗」の役割、政治倫理審査会での実際のやりとりなどを詳細に紹介。「自民党の曖昧な『処分』を、国民世論はまったく納得していない。その中心にいた世耕弘成氏、二階俊博氏に対し、和歌山でこそキッパリした審判を下そう」と強調しました。

 

 

そして、「この裏金疑惑に紛れた自民党政治が、どう日本の政治をゆがめてきたのか」として、「失われた30年」「自民党政治の経済失政」について指摘。これに対し、賃上げと中小企業支援、日本経済再生にむけた日本共産党の「経済再生プラン」の内容を紹介。

この中で、小林製薬の「紅麴」、機能性食品表示問題での10年前の私の論戦も紹介。
私が発した「命に関わる規制緩和は反対」「どちらが正しいかは、歴史が証明する」との指摘が、「悪い方向で証明されてしまった」ことを紹介すると、大きな拍手が起こりました。
また、能登半島地震を見るとき、「和歌山の共産党と市民運動が原発立地を許さない歴史的なたたかいをやったことが、いかに先駆的なことであったか」と述べました

 

 

さらに、日米首脳会談での「日米同盟の危険な大変質」「戦争への道を許さない平和の党、日本共産党の役割発揮」の両面を具体的に紹介し、「末期的な状況に陥っている自民党政治を終わらせ、国民に希望ある政治をさししめし期待を高めつつある日本共産党の躍進をかちとる歴史的チャンスの情勢が目の前に広がっている」と指摘。
「みんなで足を踏み出し、チャンスを成果に結びつけ、来たる総選挙、比例近畿ブロックで2議席絶対確保、3議席実現へ、12年ぶりの前進を」と繰り返し呼びかけ、「そのためにも日本共産党を強く大きくして欲しい」と共産党への入党と赤旗新聞の拡大への協力をお願いし訴えを閉じました。

その後、参加の聴衆のみなさんからの質問にも答えました。

 

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私の訴えの後に、くすもと文郎・衆院和歌山2区予定候補が決意を表明。二階氏の和歌山での金権腐敗について具体的に指摘し、近畿比例4候補について、「堀川さんは自らの体験をもとに学費無償化、給付制奨学金の訴えを、たつみ・こむらさんは『失われた30年』について訴え、この政治を変えようと訴えている。清水さんは、『二階氏は悪い、だから今度は世耕氏』という人もいるが、2人は同じ『軽井沢』と訴えている。その心は、二人とも『ひしょが、ひしょがというだけ』など、政治を面白くわかりやすく語っておられる」と、ユーモアを交えて比例各候補の押し出しを行い、「私の役割は比例での日本共産党の前進のために尽くすことだ」と決意を語りました。

 

 

くすもと予定候補と私を囲んで、和歌山の県・市会議員さんらと。