2日、定例会見。与野党国対委員長会談で「森氏を含む証人喚問」を要求。

2024年04月3日

4月2日、国会内で定例記者会見を行い、私からは、開催された与野党国対委員長会談の内容を報告し、記者団の質問に答えました。

私は、10時半から与野党国対委員長会談も開かれました。そこで決まったことと、私が主張した内容について報告したいと思います。

決まったことの1つは、衆院に「仮称・政治改革特別委員会」を40人規模の委員会として設置すること。
2つ目に、14日の週に、総理の訪米の帰国報告と質疑を本会議で行い、約束の「政治とカネ」に関する集中審議を行うこと。これを14日の週に努力するということ。
3つ目に総理大臣が行っている(自民党内の)事情聴取の内容を、森喜朗氏の聴取を行ったかどうかを含めて報告してもらうこと。

 

その際、「共産党さんの主張する、森氏の証人喚問は意見は違憲として承った」と、報告されました。

 

私が主張した点を述べます。
与野党国対委員長会談は、1月26日に、通常国会の招集にあたって会合を開いたことが最初です。
その折、浜田靖一(自民党)国会対策委員長は、「政治とカネについて迷惑をかけた」と発言。
私は、「(政治とカネの問題を)自民党が責任を持って全容解明をすべきでだ。証人喚問や参考人招致との提起を、いつも自民党は、件を左右にして拒否するが、今度ばかりはきちんと応じるべきだ」と主張。
それに対して浜田さんは、「説明をしっかり行い、解決を目指す」「解決のために野党の意向を真摯に受け止める」と応じた。

現時点では、真相解明が引き続き大事であり、そのためには政倫審を引き続き開催を求める。この間開かれた政倫審の結果は。「疑惑が深まった」と自民党幹部も発言し、総理大臣も「説明責任は果たされたと思っていないと」として、二度目の事情聴取も行っている。

従って1つは、政治倫理審査会を開催すべきだ。2つ目に事情聴収の内容をつまびらかにすべきだ。単に森喜朗さんが、事情聴取応じたか否かではなく、安倍派のキックバックにどう関与していたかを明らかにすべきである。
3つ目に森さんの出席を含む証人喚問をすべきだ、とをあらためて述べました。
ともかく大事なことは真相解明だと主張しました。

 

 

記者団から、岸田総理の裏金疑惑の議員に対する処分についての質問があり、答えました。