14日、政倫審幹事懇。18日に、下村元文科相の出席の下、政倫審開催を合意。

2024年03月15日

報告です。14日、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に関し、衆院政治倫理審査会(政倫審)の幹事懇談会が開催されました。

安倍派の幹部であった、下村博文元文部科学相が出席する審査を18日の午後に行うことで合意しました。報道機関などに「全面公開」する形で実施します。(18日午後3時、国会内の第5委員室で開催を決定)

下村氏は、安倍派の裏金の還流の継続をめぐって協議した22年8月の幹部会合の参加者の一人とされています。

 

 

日本共産党、立憲民主党、日本維新の会の3党は、下村氏だけでなく、政治資金収支報告書への不記載があった自民党衆院議員51人のうち、まだ出席を決めていない45人の出席を改めて要求しました。

参院では政倫審として、自民党議員らの審査を全会一致で議決し、不記載の参院議員32名全員の政倫審出席の意向調査を行っています。それを受けて、衆院でも同様の措置をとるためには、自民党、公明党の賛同が必要です。幹事懇で3党は、自民党、公明党の対応を求めました。
私は、政倫審開催にあたって、すでに行われた審査は全面公開で行われている。テレビでも放映されており、政倫審規定の「非公開が原則」を、幹事会で全面公開に踏み切り、テレビでも放映されている。この際、議事録も作成し、国民に知らせ、記録として後世に誰もがこれを見られるようにすべきだと提案しました。