京都市長選12日目。上京区演説会で福山候補の必勝を訴え!

2024年02月2日

京都市長選挙12日目の1日、上京区・西陣織会館で開催された「個人演説会」に駆け付け、福山和人候補の必勝を訴えました。
連日、開催されている「個人演説会」には、国会・東京と京都を往復しています。

写真は声援にこたえる福山候補。

 

 

福山候補は、敬老乗車証の値上げや民間保育園への13億円のカットを元に戻し、今すぐ実現する「子育て応援5つのパッケージ」などの公約を紹介。「私がこういう政策的提起をすると、相手陣営は、『金がない』『無謀な公約だ』などと非難するが、これをすべて実行しても京都市予算の1%程度。政治家の責任は、やれない理由探しでなく、どうそれを実現するのか、市民と一緒に汗をかくことではないか」、一方で、「福祉の充実ができないという政治家が、北陸新幹線の延伸やリニアなど大型公共工事には前のめりになる。この姿勢こそダブルスタンダードであり、20世紀型の古い政治ではないか。古い政治からはそろそろ脱却しようではありませんか」と力ずよく訴え、「勝利はもうそこまで来ている。つかみ取るため、みなさんお一人おひとりのお力をお貸しください。必ず勝ちましょう」と呼びかけました。

 

 

私は、「3つのことを訴えたい」と切り出しました。第一に、京都市の消防・保健所体制のリストラを元に戻すことを訴え、特に「上京の正親学区には71、東山六原学区には90、下京区の菊浜には33の路地(ろうじ)がある。消防職員と地域のコミュニティが一体となって、火事が起こさぬように努力してきた。緊急事態の時にわかりやすいよう路地の入口に愛称の「銘板」(銘板にはめ込んである案内は、上京区は西陣織、東山区は清水焼で出来ている)を設置してきた。この消防職員を381人も減らすとは何ごとか」と訴えました。

 

 

また、私は、第二に、西陣織の杼(ひ)の実物をかかげ、「この杼を作っておられるのは今や、長谷川さんお一人だ。後継者がいないと毎日新聞も特集した」と紹介。「西陣と言えば和装・伝統産業。いま、相手陣営は、『蜷川府政で京都は遅れた』などと悪罵を投げかけているが、蜷川知事は伝統産業振興のため、丹後ちりめん等の振興に、1969年から5年間で126億円も税金を投入して支援した。今の京都市の伝統産業予算はたった年1億3600万円ではないか。伝統的工芸品指定の241 に対する国の振興予算は年間 10 億8千万円。どちらが熱心か明確だ。事実をきちんと見極めていただきたい」と紹介しました。

 

 

最後に私は、いわゆる「裏金」の還流を受け取っていたにもかかわらず、収支報告に記載しなかった安倍派の西田昌司氏が、自らのことは棚に上げて、あろうことか「こくた衆議院議員も政治資金パーティは開催したなどと事実無根の攻撃をし始めたようだ」と紹介。

 

 

「これは政治資金パーティなどではなく、共産党府委員会主催の『国対委員長20年を祝う集い』だが、相手陣営のように1万円でミネラルウオーター1本だけなどというものではない。西田さんも最後まで参加され、フルコースの料理を食べていただいた」「翌日の『日刊スポーツ』の政界地獄耳というコラムでは、『政治家のやるパーティの理想像を見せられた。赤字だったのではないかかと思うが、共産党がパーティをやればこういう形になると教えられた気持ちだ。明朗会計、だれもが納得する良い会だった』」と書いたことを紹介し、事実無根の攻撃で市民の結束を分断するやり方を打ち破ろうと呼びかけて訴えを結びました。

会場いっぱい、約400人の方に参加いただきました。ありがとうございました。