京都市長選10日目。山科区・勧修小学校の演説会で福山候補の必勝を訴え

2024年01月31日

京都市長選10日目の30日、国会から駆けつけ、山科区・勧修小学校の演説会で福山候補の必勝を訴え、また東京にとんぼ返りしました。

写真は、演説会の冒頭で、「福山さんの勝利で、北陸新幹線延伸計画のストップを」と訴える石田紀郎・つなぐ京都2024共同代表

 

 

私は、まず能登半島地震の対応について、「今日、国会で『輪島朝市を応援する会』の方々、地元の漁連の方々と党議員団との懇談の報告を受けました。『せめて、震災ボランティアのみなさんに温かい食事を提供したい。そこから朝市の復旧につなげていきたい』『動かせる船は700艘近くある。どこの港からでも良い。船を出し、魚を捕りたい』と被災地の声を聞きました。現地の方々の思いを支えることこそ大切ではないのか」と切り出しました。
「政治の要諦は、国民の暮らしと安全を守ることだ」として、京都市の門川市政が消防力や区役所体制などの異常なリストラで、これと逆行する市政を続けてきたことを厳しく批判しました。

 

 

その上で、政治とカネの問題についての国会審議を紹介。「岸田首相は、所信で『裏金』という言葉さえ使わなかった。政治資金規正法に基づく届け出をきちんとしていないから、マスコミは『裏金』と言っており、これは国民の間では常識になっていることだ」と指摘。「自民党の幹事長には、50億円もの政策活動費を使ったとされるが、これに対して『野党』は共同して、全容を解明せよと迫っている」などと、生々しい国会の様子を報告しました。

また、「こうした人たちに推される候補者に、いったい、清潔な政治が可能でしょうでしょうか。一切、企業や団体から献金を受け取らない日本共産党がともにたたかっている、何も金のしがらみのない清潔な福山和人さんが市長になってこそ、市民のための政治ができるのではないでしょうか」と呼びかけました。

 

 

最後に私は、「蜷川元京都府知事は、『反共は戦争前夜の声』と言ったが、蜷川さんは、その後の府議会で『反共は、ただ軍国主義的な意向のみを強くしてあらゆる思想の抑圧につながる』として、自由の重要性を主張した」と紹介。「私は、毎年1月26日の故・野中広務氏の命日には、佛光寺本廟のお墓に墓参しているが、自民党幹事長であった野中氏も、沖縄の現状を見て『戦前の大政翼賛会のようにはならないように』と国会で警鐘を乱打した。反共で異論を封殺し、平和の声や市民の要求を黙らせ、我慢させることは許されない」と強調しました。

 

 

写真は、満員の聴衆に声援を受ける福山和人候補。
マスコミ各紙も「横一線の大接戦」と、久方ぶりに報じる大激戦です。無党派層、女性では福山さんがリードしており、カギは投票に行っていただくかどうかです。残る4日間、福山勝利のため、全力を挙げようはではありませんか!