「志位委員長と語るつどい」@京都・西陣織会館に参加。

2023年11月24日

23日、京都市内の西陣織会館で開催された「志位委員長と語るつどい」に参加し、挨拶しました。
司会は、井坂博文・衆院京都1区予定候補、堀川あきこ・2区予定候補(比例近畿重複)が担当しました。

 

 

私は挨拶で、「京都の共産党の歴史について一言だけ述べる」と切り出し、「私は、年末年始に革命運動・国政革新の先達を詣でることを衆院候補者になって以来33年間続けています。山本宣治、蜷川虎三、谷口善太郎、国領五一郎、河上肇の各氏と京都解放戦士の碑です」。
「きょうの集いの場所は、京都の伝統産業、西陣織の本拠地。西陣織の労働者であった国領五一郎氏と清水焼の労働者・谷口善太郎氏らが、100年前、上京区の鞍馬口大宮西入下ル竪社北半町で京都の共産党を創立した地です」と紹介。
国領五一郎さんは、獄中にあった1943年、「未来は光明に満ちている」と喝破したことも併せて紹介しました。

 

 

また、「”谷善”と親しまれた谷口善太郎は、蜷川さんが『京のまち 京のひと 谷善の顔がある』と詠んだ」こと、「田中角栄総理の日本列島改造論による工場再配置促進法での西陣織を市内中心部からの追い出しをストプさせたこと」も紹介しました。

 

 

「”山宣”こと山本宣治氏は、治安維持法の改悪に反対し右翼の凶刃に倒れた。彼の選挙演説会は官憲の妨害を受けて会場にたどりつくに数時間も遅れたが聴衆は待っていた」「山宣ひとり 孤壘を守る だが私は淋しくない 背後には 大衆が支持してゐるから」と、この墓名文は、党国会議員団に飾られていることも紹介。

 

 

さらに、法然院には、マルクス経済学者・河上肇氏の墓があり、墓碑銘には「たどりつき ふりかえみれば 山川を こえてはこえて きつるものかな」と、弾圧が必至の時代に、入党の喜びを語っている。
「万葉仮名で書かれた文は、京都市会議員団に飾られている」と紹介したうえで、「浄土宗総本山知恩院には、境内に京都解放戦士の碑が建立されており、民主運動に参画した草の根の有名無名の人士を永代供養で祀ってある」ことにも触れ、「先達の声に応え・引継ぎ、政治を変えたいと思う。会場のみなさんとともに入党の喜びを分かち合いたいと願う」と訴えました。

 

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志位委員長は、事前に寄せられたアンケートや会場から当日出された質問などの中から、①イスラエルの蛮行を止めさせるには、②中国にどう対抗するのか、③日本の高学費問題、④賃上げの展望、⑤ジェンダーギャップ、⑥日本共産党は異論を認めない党か、⑦共産党がめざす未来社会像は、⑧ソ連や中国のような自由のない国にはならないのか、⑨書記長、委員長として33年間やってきて、政治は変わると思うか、⑩私の子どもが「学校が面白くない」というが、なぜ先生が少ないのか、⑪大阪万博は開催できるのか、なぜ共産党は反対なのか、⑫志位さんの入党のきっかけは、入党して良かったことなどの質問に丁寧に答えました。

 

 

また、「日本の夜明けは京都から」との言葉があるが、「京都への期待やメッセージは」との質問には、70年知事選の記録集を掲げ、私の「挨拶」で紹介した京都の党の革命的伝統にも触れて、「再び、京都から新しい政治革新の流れを。そのためにも党を強く大きくしていただきた」と呼びかけました。

 

 

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当日会場には、約600人の方が、70ヵ所のネット配信会場には400人の方が参加いただきました。会場参加の約半数の278人の方からはカンパを寄せていただきました。ありがとうございます。

また、当日会場とネット配信会場で合わせて10人の方に入党いただき、私もお二人の入党を後押しすることができました。重ねて感謝申しあげます。ありがとうございました。