松江市で「党をまるごと語るつどい」//出雲市民病院で「党を語るつどい」で訴え。

2023年08月25日

報告です。23日早朝に東京を出発し、松江市において、島根県東部地区主催の「党をまるごと語るつどい」に、出雲市民病院で党後援会主催の「党を語るつどい」に参加し、訴えました。

訴えた要旨は下段に載せました。

 

 

 

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一、「なくなってほしい党」どころか「なくてはならない党日本共産党」

(1)信濃毎日の「社説」を紹介します。

信濃毎日は、「「馬場氏は番組で、共産は『世の中にあり得ない空想の世界をつくっている』と、存在否定の理由らしきものを口にした。軍拡と防衛費増大に反対し、憲法の堅持や平和外交を訴え、福祉や医療、教育を重視する共産の政策を指しているのか。……公党の存在意義をないがしろにした馬場氏の発言は、現政権の政治を良しとせず、票を託した有権者をもおとしめている」

党創立当時国民に訴えた日本共産党の考え方が今日では、国民主権、基本的人権、平和主義の憲法に結実している。

(2)歴史の教訓から学ぶ。

今年は、関東大震災から百年。政府・官憲のデマで、朝鮮・中国の人々、社会主義者の先達が虐殺。1928年3月15日日本共産党への大弾圧。
「満蒙は日本の生命線」と称して、中国侵略の拡大。

「新しい戦前にならぬように」という文化人を始め大きな流れに。確信をもって大きな流れにしよう。
※共産党へのバッシングは戦争への道。「反共は戦争前夜の声」と喝破した蜷川虎三京都府知事。

一、戦争への道か?憲法に基づく平和の道かの歴史的岐路。反戦平和の党の前進を今こそ

一、日本共産党を強く大きくして選挙を闘い、勝利しよう。

※革命的伝統を発揮して。中林よし子衆院議員を輩出した県党の革命的伝統を発揮して党を大きくしよう。

1、中林さんと言えば、農林水産問題の雄で、第一人者。WTO交渉で世界を股にかけ、シアトル、韓国、香港、WTO閣僚会議に参加するなど、東奔西走。食料主権を堂々と主張、日本の農業を守れと活動しぬいた。「ミニマムアクセス米の輸入は、義務にあらず」の答弁を引き出したことは今日でも語り草。
1999年当時、「食料・農業・農村基本法」に対しての論戦は、「食料自給率引き上げ」「家族農業経営の発展」「農産物の価格安定」を明記する修正案も提案して行ったもの。日本共産党の農業政策の発展の源となっている。
2、中海の干拓事業中止は、ムダな日本の大型公共事業をやめさせる文字通り先駆的取り組み。どれほど追及したか、執念の論戦。中林さんなくしては出来なかったこと。
3、選挙の取り組みでも、優れた教訓を私たちに与えている。当時の島根県は、細田、竹下、桜内、参院でも亀井の各氏が占有。ダンさん選挙への反乱。自民党への怒りを組織して「なかよし会」で、攻め抜いて風穴を開けた。県民の声、女性の声を届けた。ジェンダー平等の先駆け。
4、党建設の大飛躍を土台に中林よし子さんを国会へ送り出した。(1976年に初挑戦。79年に勝利)。党員は、綱領決定八大会を基準に4・7倍。日刊紙は10倍、日曜版は18倍にして闘い抜いた。今こそ党勢拡大に力の発揮を!

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出雲市民病院では、民医連「無差別・平等の医療をめざして」の通史を参考に、島根県での医療分野における住民の運動や、無産者運動の奮闘、戦後の民医連活動の歴史、阪神淡路大震災における民医連の救援活動等を紹介し、医療・社会保障、公衆衛生、平和の分野での取り組みの一層の発展とそのためにも日本共産党を大きくしてほしいと訴えました。

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25日付の「しんぶん赤旗・西日本のページ」に掲載されました。