近畿比例予定候補全員揃い踏み宣伝、その1。@和歌山県。

2023年08月20日

19日は、和歌山・滋賀・奈良の3県を駆け巡り「『近畿は一つ』『比例は日本共産党』の飛躍を起こそう」と近畿ブロックの衆院比例予定候補の4人(たつみコータロー、堀川あきこ、清水ただし、こむら潤)と訴えました。

スタートの和歌山県では、JR和歌山駅西口で街頭宣伝を行い、奥村のりこ県議が司会を務めました。

 

 

私は、まず日本共産党和歌山県の歴史と伝統を語りました。
野間ともいち、井上あつし衆院議員を輩出した県。旧和歌山一区、二区で定数3の中で勝利。6人の衆院議員のうち2人が共産党。野間氏は、「世直し弁護士」と言われた。

和歌山県の共産党支部は、住民運動と連携して数々の成果を生んできた。このことに確信を持って前へ進もうではないか。カジノ反対を一貫して貫き、住民と共に闘いストップさせた党。「紀伊半島に原発はいらない」と運動した党。歪んだ同和行政を正してきた勇気の党である。

次にいまあらためて、日本共産党の役割、今なぜ日本共産党かを述べる。
(1)反戦平和、民主主義の党だから。
戦争への道か憲法に基づく平和の道か歴史的岐路にある日本。「新しい戦前とならぬように」は、合言葉となっている。
関東大震災から100年、政府と官憲「朝鮮人と社会主義者が内乱」とデマを流布し、韓国・朝鮮、中国の人々と、日本共産党の先達を虐殺、弾圧した。
1928年3月15日、日本共産党員1600名を検挙、大弾圧。1929年4・16弾圧事件、そして治安維持法の改悪。
時の政府のスローガン「満蒙は日本の生命線」として中国侵略の拡大し太平洋戦争へ。
いま「台湾は日本の生命線」と呼号する維新の会。さらに「共産党は日本からなくなればよい」と暴言。
この発言に対して、わが党は、民主主義を危うくする暴言だとして撤回を求めている。治安維持法的発想。
「戦争遂行に邪魔な共産党を弾圧した」歴史を繰り返すな。

信濃毎日の「社説」は、馬場氏の発言は、「軍拡と防衛費増大に反対し、憲法の堅持や平和外交を訴え、福祉や医療、教育を重視する共産の政策を指しているのか。公党の存在意義をないがしろにした発言は、現政権の政治を良しとせず、票を託した有権者をもおとしめている」と述べている。
この「社説」にもあるように、大軍拡・大増税に反対し福祉・医療・教育を大切にする日本共産党に光が当たり始めている。

麻生発言「闘う覚悟があるか」の危険性について指摘し、日中関係の前向きな打開を訴えてきた日本共産党の提案を紹介。憲法に平和外交の実践を報告し、3月30に発せられた沖縄県議会の意見書と一致した内容であることを述べました。

(2)政治の大本を変える党だから=二つの歪みただせる。
マイナー保険証への紐づけは財界の要求。関連企業は自民党に5憶8千万も政治献金を行っている。この構図こそ財界中心の政治を明らかにしている。
憲法違反の敵基地攻撃能力保有、米国の先制攻撃含む統合防空ミサイル防衛戦略融合の動きこそ、アメリカ言いなりの政治を示している。この政治と真正面から闘うのが日本共産党だ。

(3)この党を強く大きくして政治を変えよう。岸田政権・自民・公明・維新・国民民主の悪政四党連合政治のストップさせよう。

 

 

(写真下は)平和への思いを熱く訴える、こむら潤さん。

 

 

(写真下は)時折、元松竹芸能のタレントらしくダジャレを織り交ぜながら食料自給率問題、環境問題などを訴える清水氏。

 

 

(写真下は)大学の学費、奨学金返済、若者の未来を語る堀川さん。

 

 

(写真下は)参院議員時代に国政の私物化を追及してきたことを紹介し、マイナ保険証、コンビニ、最低賃金問題などを述べる、たつみ氏。