第211回国会閉会、党国会議員団総会で志位委員長があいさつ。

2023年06月22日

1月23日に召集・開会した第211回国会は、21日、150日間の会期をもって閉会しました。
通常国会閉幕を受けて、日本共産党は、党国会議員団総会を開催。志位和夫委員長があいさつを行いました。

 

 

志位氏は、「開会にあたっての議員団総会で、『日本共産党の存在意義をかけてこの歴史的国会をたたかいぬこう』と呼びかけた。この国会は、衆参の国会議員団、事務局のみなさんの大奮闘によって、平和・暮らし・人権を断固として擁護し、発展させる日本共産党の存在意義が輝いた国会になった」と切り出しました。

 

 

その上で、今日は、通常国会で衆参国会議員団が果たした役割について、述べておきたいとして、次の点を強調しました。

1、岸田内閣の敵基地攻撃能力保有と大軍拡と真正面からたたかい、「平和の対案」を掲げての奮闘

1、日本共産党国会議員団は、物価高騰から暮らしを守る論戦でも、最低賃金の抜本的引上げ、大企業の内部留保に対する時限的課税による賃上げの推進、消費税減税とインボイス中止、高等教育無償化をめざす提案、子育て支援の3つの提案など、わが党ならではの具体的な対案を示して奮闘した。

1.通常国会の後半、日本共産党国会議員団は、一連の悪法との激しいたたかいに、総力をあげて取り組んだ。大軍拡の財源をねん出する「軍拡財源確保法」「軍需産業支援法」「原発推進5法」「マイナンバー法改悪」「入管法改悪」など、国会外の国民の闘いと一体にそのすべてに正面から対決する論陣を張ったのは日本共産党だだったと訴えました。
そして、一連の悪法は強行されたが、闘いはこれからだ、実施を許さない取り組みに全力をあげようと提起しま した。

1、一連の悪法の強行は、岸田政権の強権ぶりと、自民・公明・維新・国民の「悪政4党連合」の悪らつな姿を天下にさらすものとなったと指摘し、来るべき総選挙では、日本共産党の躍進によって、岸田政権と「悪政4党連合」に厳しい審判を下そうと呼びかけました。

1、悪政との闘いで、日本学術会議法改悪案の提出を断念させたことは、国民の運動と結んで正面から国会で追及した共産党議員団の大きな成果だと触れました。

 

 

最後に、いつ解散・総選挙になっても躍進できる準備を進めながら、「130%の党」の実現めざして奮闘することを呼び掛けました。