精華大学学生から、「ゼミ研究」のためのインタビューに応じました。

2023年05月30日

 

報告です。28日、日本共産党京都府委員会に京都市左京区にある京都精華大学の3回生が「ゼミでの研究発表のため」として、私を訪ねてこられ、反戦平和の像「わだつみ像」の歴史や当時の学生運動のことなどをテーマにインタビューをお受けしました。

 

 

学生からは、「当時の社会背景とわだつみ像が立命館大学にきた経過」や「ニセ左翼暴力集団のこと」などについて質問がありました。
私は、岩波ブックレットでの大南正瑛・元立命館大学総長と加藤周一氏の共著「わだつみ 不戦の誓い」、学徒動員50年を記念した「私立大学学長声明」などを資料として提供し、当時の様子や学徒動員への大学人の反省、大学と学問研究の在り方などについてお話ししました。

 

 

さらに、当時、大学進学人口が急増し、各大学がマスプロ授業をしなければならなかったことや、この中で、日本共産党と民青同盟が教学条件の改善運動、要求運動の取り組んだこと、これに対して「大学解体」を叫んでニセ左翼の学生が暴力に訴えたことなどを説明。

こうした中で、私たちは大学封鎖の間に一人一人と学友の下宿を回って活動し、ついにはこうした暴力学生を排し、全学構成員自治にもとづく学生参加の大学運営と学生自治、正常化をかちとってきたことなどを説明しました。

 

 

来訪した学生は、「立命館大学100年史」などを学習し、熱心に質問。わだつみ像建立70年の節目の年に、こうしたまじめな研究を行う学生と接し、私もうれしくなりました。