憲法施行76周年・憲法記念日は滋賀県大津市、草津市で訴え。
2023年05月4日
憲法施行76周年の3日、滋賀県大津市、草津市で街頭から訴えました。
大津市では、ふしきみちよ県会議員(司会は、杉浦とも子大津市議)と、草津市では藤井三恵子草津市会議員団長(司会は、西川仁同市議)と訴えました。
写真は、京阪電車びわ湖浜大津駅前で訴える私。私の左が、ふしき県議、右が杉浦市議。
私は、まず「憲法記念日には、滋賀県2ヵ所で宣伝することを、1994年からの慣わしとしており、今日は憲法をめぐる状況と政治について、お話ししたい」と切り出し、「憲法の三原則とは何か。それは中学校の公民の教科書でも解説されている。国民主権、基本的人権、平和主義だ」と紹介。その三要素(①国の政治の在り方を決める民主主義、②人間らしく生きる権利、③悲惨な戦争を二度と繰り返さぬ平和主義)を検証してみたい」と訴えました。
第一の点では、「いまの政治の在り方は、国民の声を聴かぬ政治が横行している」と指摘。
具体的には、「①保険証を廃止してマイナンバーカードを強要するマイナンバー法案、②移民・難民の人権を脅かす入管法改悪法案。③岸田総理自身が「原発依存の低減」を言い、「60年超の稼働はあり得ない」との発言を180度転換し、原発の活用を「国の責務」と明記し、70年超の運転さえ可能にする原発推進法案。④軍需産業支援法案は、国策として軍需産業を育成するもので、自公で議論が始まった殺傷能力のある武器輸出の全面解禁と一体。「国際紛争の助長を回避する」とした1976年の武器輸出禁止三原則の大原則を完全に投げ捨て、米国からの武器の爆買いで『戦争助長法』ともいうべきもの」と批判しました。
また、「公聴会一つ開催せず。自民・公明・維新・国民民主党の四悪政連合の多数で衆院の採決を強行した。岸田自公政権の暴走にストップをかけようではないか」と呼びかけました。
写真下は、左から西川草津市議、私、藤井同市議。
第二に、「人間らしく生きる保証たる憲法25条は生かされているか?」と問いかけ、公衆衛生と医療体制の向上、大幅な賃上げ、人間らしく生きるための環境=気候正義、ジェンダー平等などについて訴えました。
第三に、「いま、戦争への道か、憲法に基づく平和かが問われる歴史的岐路にある」として、「①日本共産党は、敵基地攻撃能力保有は憲法違反、43兆円の大軍拡・大増税に対し、党の存在意義をかけたたたかいを展開していること、②維新にいたっては、「核を使うことにメリットがある。核が最大の抑止力であることから目を逸らすべきでない」「国会議事堂の地下に核攻撃に耐えられる議場を整備すべき」。核攻撃や首都直撃のミサイル攻撃まで想定して危機を煽り、国民民主党とともに、憲法改悪の突撃隊の役割を果たしていること、③私の国会質問で、日本に「戦火を招く」危険が鮮明になったこと、④憲法9条に基づく平和外交で東アジアを平和の地域へ。核兵器禁止条約に参加こそ」と呼びかけました。
最後に、「憲法12条では、国民の不断の努力を呼びかけており、憲法を守り生かす政治を実現しよう。憲法を読もう、語り合おう、守り抜こう。次の世代に引き継ごう」と訴えました。