JR福知山線脱線事故から18年、慰霊の献花に

2023年04月25日

25日は、107人の方が亡くなられたJR福知山線(尼崎付近)で脱線事故が起こり18年です。当時、私は国会で、この大事故の原因究明、特にJR西日本の儲け本位の体質と労働者管理の異常さについて徹底追及してきました。

今年の1月24日には、大雪のためJR西日本の京都線などで列車が立ち往生して約7,000人以上が車内に閉じ込められる事態が起きました。同社の安全対策の不十分さを感じた方はいらっしゃるのではないでしょうか。今後とも安全対策を点検していくことが必要だと考えます。

毎年、私は都合のつく限り現地に慰霊に赴くのですが、今年は国会用務のためかなわず、秘書の永戸辰夫さんが、庄本悦子・いそみ恵子・久保田健司各兵庫県議、ねりき恵子前県議、松沢千鶴・川崎敏美・山本直弘尼崎市議、庄本建次西宮市議と誘い合って献花に訪れました。

脱線事故が起きた当時に問題をただしてきましたが、あらためて、二度とこのような惨事を引き起こさぬように、JRが「安全第一」を基本にすえた運行を心がけるよう求めるものです。

 

 

会場入口では、「撮影禁止」と書いたプラカードを20名ほどのJR職員が持ってずらっと立っており、なんとも物々しい雰囲気だったそうですが、ご遺族の藤崎さん(写真中央)ともご挨拶し、その「関係者」ということで入場して、みなで献花することができたそうです。

4月16日には、脱線事故の負傷者やその家族らでつくるグループ「空色の会」が、事故の風化を防ごうと毎年実施している現場周辺を歩く・メモリアルウオークを行ったと報じられていました。
約30人が参加。途中、事故現場に設置された追悼施設「祈りの杜」に立ち寄り、花を手向けて犠牲者の冥福をお祈りしたとのことです。