京都で「伝統産業の日 匠エキスポ」展を鑑賞。

2023年03月15日

 

報告です。12日、「伝統産業の日 匠エキスポ」展へ。
関係者の皆さんと親しく懇談。京の伝統産業を支え、継承されている皆さんのご苦労をねぎらい、激励しました。

会場に入ると、さっそく、「いつもお越しいただき、ありがとうございます」と、「京の伝統産業春秋会」の雁瀬博会長が出迎えてくださり、いっしょに写真を撮りました。「名古屋から帰ってきたばかりで、着物で参上すれば良かったですね」と言えば、「来年は、ぜひ和服で」と雁瀬さん。

 

 

会場を回っていると、次から次へと「こくたさん、こっちの作品も見てください」と声がかかり、伝統産業春秋会や伝統工芸連絡懇話会の皆さんの伝統産業振興・継承にかける熱い思いが伝わってきました。

こちらは、京金網細工の「金網つじ」の先代社長の辻賢一さんと。
久しぶりにお会いし、話が尽きませんでした。作品は、曲げわっぱのせいろです。

 

 

こちらは、京和傘の日吉屋の作品です。

 

 

こちらは、私が懐中時計などに愛用している京真田紐のコーナー。写真中央のアクリルケースの中のものは、少し見にくいですが、実際に真田幸村が身に着けていたものだとか。真田紐が着衣に巻き付いており、まさに「家宝」だということでした。

 

 

こちらは、京瓦で作ったコースター。伝統を守りつつ、新しい創作にも挑戦しておられます。

 

 

旧知の平野喜久夫さんの作品は綴織掛軸の「広目天像」。近く個展を開催したいとのことで、楽しみです。