前進座・京都新春特別公演でご挨拶。「雨あがる」を観劇

2023年01月18日

 

報告です。15日、前進座・京都新春特別公演(先斗町の歌舞練場)でご挨拶し、山本周五郎原作の「雨あがる」を日本共産党京都後援会のみなさんと一緒に観劇しました。

主催者挨拶と候補者紹介の全体司会は、井上さとし参院議員(左端)が務めました。
井上氏の右へ渡辺和俊京都府委員長、私。(倉林明子党副委員長・参院議員は、亀岡市会議員選挙の告示で応援のため欠席)。

 

 

開演前の舞台には、4月の統一地方選・前半戦をたたかう京都府・市会の予定候補、後半戦をたたかう宇治、城陽、八幡、京田辺、木津川の各市の予定候補で、当日参加した皆さんが紹介されました。

 

 

私はあいさつで、「政治論は、先ほど渡辺委員長が話されたので、私は文学・文化にかかわって一言お話しします」と切り出し、「今日の演目である『雨あがる』は、1983年発刊の山本周五郎全集の23巻に収録されおり、わずか22ページの短編。続編は『雲の上の霜』という作品です」と紹介しました。

そして、「作家・山本周五郎氏は、戦前は武士を、戦後は庶民を主に描いています。評論家の山本健吉氏によれば『武家と庶民の生き方が対比された場合、周五郎氏は決まって後者を選ぶ。生きる意味と生き甲斐を後者に見出すから』と語っています。

庶民の生きる意味と生き甲斐とは平和であり、暮らしと営業の安定です」と述べました。

さらに、「文化人の多彩な方々が、平和への懸念を表明しています。いまこそ、その声に応えて反戦平和を貫いて100年の日本共産党の出番です」と述べました。

最後に、「4月の統一地方選挙、何としても日本共産党の全候補の勝利のために、お力をお貸しください。よろしくお願いします」と呼びかけました。

 

みなさん、山本周五郎の世界を十分にお楽しみいただいたでしょうか?
写真は、ご参加の皆さんを出迎える、前進座の藤川矢之助さん、京都府後援会の柴野さんと私です。