衆参4党国対委員長会談。石井・参院議運委員長の国会冒涜発言に、謝罪と撤回を要求。

2022年10月19日

 

18日、国会内で、4党(日本共産党、立憲民主党、維新の会、国民民主党)の衆・参国対委員長会談を開催。
自民党の石井準一・参院議院運営委員長が、衆院予算委員会の審議について行った発言への対応を協議しました。

 

 

井氏は、「まったく緊張感がない。瀬戸際(山際)大臣の首取れんのか。定時に終わって首とれるのか。野党がだらしない」などと発言したことついて、国会を愚弄した発言であり、公式の場での謝罪と撤回を求めることを確認しました。

私は「石井氏の発言は、衆院の審議を愚弄するもので言語道断。衆院での審議に関わるのみならず国会全体に関わる問題だ」と主張。「公平、中立な運営に努めるべき議院運営委員長としての資格が厳しく問われる」と強調し、「抗議だけではなく、公式の場での撤回と謝罪を要求すべき」と述べました。

 

 

会談では、もう一点、政府与党が政府提出法案の一部を与野党の合意なく一方的に参議院先議にしようとしている問題についても議論しました。

私は、国会召集という野党の要求には応えず、国会の開会を遅らせ、会期や法案についての提案も遅れる、その上、会期も与党提案で決めておきながら、今度は、時間がないから参議院先議というのは認められない。政府与党のご都合主義だと批判しました。

4党は、今国会では参議院先議を認めないとの対応を確認しました。