京都市南区の支部主催「演説会」、2会場で訴えました。

2022年10月22日

 

遅くなりましたが報告です。16日午後、京都市南区の「支部主催演説会」2会場(塔南・弘道学区支部合同の演説会、唐橋・南大内学区支部合同の演説会)で、森よしはる京都府会予定候補、井上けんじ京都市会議員とともに訴えました。

どちらも会場いっぱいの参加者で、統一地方選勝利への意気高い出発となりました。写真は、唐橋公民館での冒頭のコーラス部分。

 

 

私は、訴えの冒頭、「今日投開票の大山崎町長選・町議選への支援を」と切り出し、「なぜ、そういうお話をするのか。それは、国の政治が悪い中でも、市や町のレベルでは、町長や町議会が変われば、住民のための施策ができる。行政を大きく変えることができるからだ」と指摘。「大山崎町では、前回町長選で勝利し、日本共産党町議が4議席になったことで、廃止すると言われていた第2保育所を存続、子どもが増える中でも待機児童ゼロ、自校式の中学校給食の実施や10年間で初めての国保税の据え置き、上下水道の基本料金の府内トップの減免を行っている」、「こうした中、『街の幸福度 自治体ランキング』では、大山崎町が関西トップに選ばれている。町の人口、出生率も増え、交付税や税収も増えて町財政は増え、好循環が起こっている。これこそ住民が主人公の自治他の先駆けではないか」と強調しました。

また、「住民に身近な市政、町政では、日本共産党が伸びれば、住民のための施策が実現できることを大山崎町の経験から、ご理解いただき、同時に、選挙戦は一票を争う大激戦。今からでもお知り合いがいたなら支持を広げていただきたい」と、重ねて呼びかけました。

 

 

国政問題では、「直近の世論調査からも、岸田政権が行き詰まり、危機に陥っている」と指摘。「国葬についても、岸田さんは、国葬が終われば国民の支持は戻ると嵩をくくっていたが、続落している。物価高から国民の暮らしと営業守る点でも、コロナ対策でも無策。岸田氏は、『コロナをうまく乗り切った』などというが、第7波で毎日300人以上がお亡くなりになっている。300人乗りの飛行機が落ちれば大騒ぎになる。これだけの人がお亡くなりになっているのに、こんない冷たく危機感のない政権はない。国民はもう任せられないと思い始めている」と強調しました。

(写真下は「テルサ」にて)

 

 

統一協会問題については、「岸田さんがようやく『調査する』と言い始めたようだが、ことはもっと簡単。宗教法人の解散をまず行えばよい話ではないか。ここになぜ手を付けないのか」と指摘。「解散、法人格のはく奪とは、税制などの優遇、特別扱いをなくすということで、宗教団体としての活動まで禁止することではない」と強調しました。

 

 

また、岸田総理の所信表明に対し、国民民主党が「継戦能力」=戦争を継続する能力や軍事費の増額、基地の地下化や民間シェルターの設置を要求していることや、維新の会が憲法改正の発議の期限はいつか、スパイ防止法、核保有の提起を岸田政権に行っていることを紹介。そのうえで「こうした中、世論と運動と結んで政治を変える党、日本共産党の躍進が切実に求められている」と、統一地方選挙での南区の府・市会3議席の確保、勝利を呼びかけました。

 

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森よしはる府会予定候補は、「今の京都府政は、国言いなり。困ったときに役に立たない府政」と厳しく指摘し、「31年の府職員、12年の府職労連委員長の経験を生かして、京都府政、そして知事言いなりの京都府議会を改革したい」と決意を述べました。

 

 

井上けんじ市会議員は、「京都市政をめぐる最大の焦点は、日本共産党が伸びること」と強調。京都市の財政再生のためにも、住民福祉のための京都市政への転換のためにも、「何としても引き続き市議会に送ってほしい」と訴えました。