「統一協会問題追及チーム」第7回会合。脱会元信者にヒアリング

2022年09月9日

 

 

8日、国会内(議員会館)で、日本共産党国会議員団・統一協会問題追及チームの第7回目の会合を開催

8月に統一協会を脱会したばかりの元信者からオンラインで実態をお聞きしました。
今回もメディアにフルオープンで行われました。

 

 

元信者のAさんは、家系図もとに「因縁を祓う」「先祖を地獄から解放してあげる」メシアに献金することを要求され、いつもお金、お金と言われ、「祝福」「解怨」「天運相続」「白い家」「特別献金」などの名目で、総額1,500万円の献金をさせられ、老後の資金がなくなったと証言。

また、参院選挙で、「協会」の場で、選挙はがきの宛名書きなど、自民党の井上義行候補の応援をしていたことも明らかにし、自民党への選挙応援で「統一協会は純粋な宗教ではない」と確信したと述べました。

 

 

いろんなことに疑問を持ちながら「~ために生きる」ということを信じていた。脱会に至ったのは、家庭破壊で目が覚めたらだと述べました。

 

 

私からは、「脱会通告後の協会からの対応はどうでしたか」と質問。
Aさんは、「ライン、携帯への連絡は出ないようにして、家に来ることが分かったときは、他の人の協力も得て接触しないようにした」と語りました。

今回も、協会の優しい声かけと、弱みにつけ込むやり方、執拗な献金の強要など、手口と実態が明らかになりました。
自民党への協力も用意周到で、関係者が訴えに来るなど言葉巧みに、選挙応援活動に組み込んでいくあくどさが浮き彫りになりました。