定例会見。「国葬問題」議運委での閉中審査。岸田総理は国民の疑問に答えよ!

2022年09月8日

 

7日、国会内で記者会見を行いました。

私からは、野党国対ヒアリングの重要な役割を果たしていることを述べました。
昨日も野党の国対ヒアリングが行われ、国葬の費用の問題について議論をした。当初の2億6,000万円から16億6,000万円となり、6倍以上になることが明らかになったことなど、野党ヒアリングが果たしている役割は大きいと実感している。
今後も引き続き国対ヒアリングを続けていくことの意味は大きい、国会が閉会中で、国会が開けという私どもの要求に応えない以上、国対ヒアリングは必要だと。

 

 

記者団からは「16億円の積算根拠について」「閉会中審査で議院運営委員会での岸田総理質疑がセットされたが、どのような質疑にすべきか、何を追及するのか。考えは」「日本維新の会が国会議員の役員を決め、新体制がスタートするが期待する点、懸念する点は」などの質問がありました。

 

 

私は、「安倍晋三元総理の国葬問題に対する国民の疑問が次々に出て、批判的な世論が大きくなるもとで、岸田文雄総理自身が『テレビ入りで質疑に答えたい』と言わざるを得なくなったものだ。岸田総理は、国民の疑問にきちんと答えるべきだ」とまず指摘。

 

さらに、質疑すべき点について、「なぜ国葬を決断したのか。国葬令が国民主権の憲法と相いれないとして失効・廃止し、法的根拠がない問題点をどう考えているのか。憲法14条の平等原則に反するのではないか。『国全体で弔意を表する』国の行事そのものが事実上の弔意強制ではないか。さらに、安倍さんの「長きにわたる功績』というが、いま大問題になっている統一協会と自民党総裁であった安倍氏との関係について、野党ヒアリングで問題とした費用総額と積算根拠などの明示が必要だ」と答えました。