8日、記者会見。細田衆院議長と岸田内閣不信任決議案について、「賛成する」と述べました//「会見動画」もご覧ください

2022年06月9日

 

8日、国会内で定例の記者会見を行いました。私からの報告はなく、記者団からの質問に答えました。

質問は、立憲民主党が提出するとしている「細田博之衆議院議長不信任決議案」と「岸田内閣不信任案決議案」に関することが中心でした。
そのほか、自民党の山谷えり子拉致問題対策本部長が後続数確保のため皇統に属する男系男子を皇族にする案に関して「共産党は賛成しないだろうが、静かにしていていただきたい」と述べたこと、森喜朗元首相が自民党の都内のパーティーで女性蔑視発言への見解などでした。

 

 

立憲民主党が提出することを明らかにした細田議長不信任決議案と岸田内閣不信任決議案ついて、日本共産党としては賛成すると答えました。

細田氏については、昨日の馬淵氏との会談で「最も重要なことは細田議長のセクハラ疑惑問題だ。事実とすれば資質と資格にかける。同時に国権の最高機関の長としてそのようなことが取りざたされること自体が国会の品位と権威を傷つけた重大問題だ。その点で真相究明が何よりも大切だ。『然るべく説明されるだろう』と与党は述べているが細田氏はなんの説明も行っていない。与党の責任は重大だ」と述べたことを紹介。
8日の週刊誌報道によると「違法買収」公選法違反の疑いも指摘されている。議員としての資格も問われると強調しました。

 

 

内閣不信任については、この間、会見で問われ「信任にあたわない」と繰り返し表明してきた。決議案が提出となれば、岸田総理の敵基地攻撃能力保有論など憲法9条と平和を踏みにじる態度を断じて許すわけにはいかないという立場から賛成とすると表明しました。

 

 

なお、馬淵澄夫立憲民主党国対委員長から、両不信任決議案について、立憲民主党単独で提案したいとの連絡がありました。

 

*******

 

記者会見の『動画』です。ぜひ、ご覧ください。