8日、新潟県「日本共産党演説会」、たけだ良介参院議員、片桐なおみ県知事予定候補と訴える

2022年05月9日

 

8日、新潟市の新潟テルサで開催された「日本共産党演説会」で、たけだ良介参院議員(比例予定候補)とともに、12日告示29日投開票の新潟県知事選挙で野党統一候補の片桐なおみさんの勝利、参院選での比例で日本共産党の5名の勝利、新潟選挙区で市民と野党の共闘候補である森ゆうこ参院議員(立憲民主党)の勝利を訴えました。

会場には、700名を超える参加者で、熱気あふれる演説会となりました。

 

 

12日告示・29日投開票の県知事選挙に「市民と野党の共同候補」として立候補を予定している「新潟の新しい未来を考える会」会長の片桐なおみ氏があいさつをおこないました。

片桐なおみさんは「何としても勝って原発再稼働は止める。約束する」と力強く決意表明。「戦争させない。憲法9条守る。県の財政をチェックして一番困っている人を支える県政をつくる。病院を守る。女性の力で元気になる県政をつくる」と述べ、「応援してください」と呼びかけました。

 

 

森ゆうこ参院議員からはメッセージが寄せられ、土田秘書が代読しました。

社民党新潟県連合代表・小山芳元氏(県会議員)、新社会党新潟県本部委員長・小林義昭氏、緑・にいがた代表・中山均氏(新潟市会議員)から連帯のメッセージが寄せられました。

なお、司会は、遠藤玲子県会議員が務めました。主催者を代表して日本共産党新潟県委員長・樋渡士自夫氏があいさつをおこないました。

 

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たけだ氏は、冒頭、「ロシアによるウクライナ侵略が始まる中で、戦争か平和かが正面から問われてくる今度の参議院選挙。戦争反対を訴えて100年、ぶれずに頑張りぬいている日本共産党の勝利、躍進を必ず勝ち取りたい。私も比例候補の一人として全力で頑張りぬく」「新潟選挙区は、森ゆうこ参院議員を押し上げ、ともにたたかっていく」と決意表明。

そして「私たちの安全安心の食料は日本の大地から。故郷、新潟から。農政の転換を訴えてたたかっていこう」、「野党共闘を発展させていくために、日本共産党が大きくなっていく参院選挙にしたい。県知事選挙は片桐なおみ候補の勝利を勝ち取り、憲法を守り、原発ゼロの社会を実現しよう」と呼びかけました。

 

 

私は、新潟県知事選挙勝利と一体に、参院選比例代表で11万3,000票の実現で共産党の前進に責任を持とうと端的に呼びかけました。

2016年10月7日・県知事選挙(米山隆一)応援、2018年5月27日・県知事選挙(池田ちかこ)6野党国対委員長のそろい踏み演説会の取り組みに関わってきたことを述べ、「市民と野党の共闘」の最良の候補・片桐なおみさんの勝利で、県民の命と暮らし安全第一の県政をつくろう。①再稼働許さない県政へ、②地域医療充実、コロナ対応できる県政へ、③県民の生活優先の県政へ。市民と野党の共闘の第二ラウンド――新潟から新しいうねりを起こそうと訴えました。

その上で、政党を選ぶ比例代表で、日本共産党と書いてもらう、全国650万票、新潟県で11万3,000票の実現を。率直に支持拡大は一割程度。総選挙で対話した方々に声を直ちにかけようと提起しました。
 武田良介さんの人となりについて、災害対策委員として活躍。今冬の豪雪で現地調査や政府交渉、「雪害は災害である」との立場で奮闘し、全国を走り回っている。政治のカナメは「安全」暮らしと生業の復旧・復興は憲法一三条「幸福追求権」を土台にと考えで取り組んでいる。COP22に衆参両院の代表として参加、原発ゼロ・石炭火力ゼロ、生態系・環境破壊を告発。気候危機打開のために奮闘するなくてはならぬ議員ですと紹介。

 

 

その上で、今日の課題と選挙勝利について、下記の内容で訴えました。

Ⅰ、ロシアによるウクライナ侵略糾弾。国連憲章に基づく平和秩序の回復を
(1)プーチン政権による三つの無法 ―― どういう形で戦争を終わらせるか
(2)「核抑止」論はいよいよ無力になっている
(3)維新の会等の「核戦力共有」「非核三原則見直し」の暴論を許すな。
(4)ロシア、旧ソ連の覇権主義と闘ってきた自主独立の党・日本共産党

Ⅱ、参議院選挙、日本の進路を左右する歴史的意義を持った重要な選挙
(1)岸田内閣が進めている「戦争する国」づくりをストップさせ、憲法九条を生かした外交で平和な東アジアをつくろうという外交戦略を訴えて選挙を戦う。
1、「専守防衛」の原則とは何だったのか
2、安保法制の下、日本が攻撃されていないのに、集団的自衛権を発動し米軍と行動
3、自民党の「安全保障提言」の危険な内容
4、外に海外派兵・戦争する国づくりは、内政において国民監視と抑圧の政治をつくる。
(2)憲法九条に基づく平和外交でこそ
1、「攻められたらどうする」ではなく、〝紛争を戦争にしない〟外交こそ政治の務め
2、侵略戦争の反省の上につくられた日本国憲法
3、ASEANのように東アジアを平和な地域に。憲法九条を持つ日本が役割を
4、「九条だけで大丈夫か」や「急迫不正の主権侵害が起こった場合は」の意見に対して

 

 

Ⅲ、 第二に、暮らしがかかった選挙。直ちに暮らしと営業支援の政治への転換を
(1)自公政権の新自由主義の失政の下、コロナ禍、物価高騰が国民の生活と生業を直撃している。
(2)弱肉強食、自己責任、市場経済万能の新自由主義を今こそ転換し新しい道を
1、医療、公衆衛生の充実を。ベッド数減らし、病院減統廃合止めよ。運動の成果を確信に
2、社会保障と教育の充実を。高齢者医療費窓口負担倍化をストップ。年金削減やめよ。国民健康保険の「均等割」の廃止を。高すぎる学費は半額にし、入学金は廃止する。返さなくてもいい給付型奨学金を拡充。
3、賃上げを。中小企業支援を。賃金男女差別ただせ。ジェンダー平等社会を
4、気候危機打開の本気の取り組みを進める。
5、消費税の減税を。世界84の国・地域が実行している。
(3)わが党のこれらの提案は、国民の圧倒的多数に願いに合致している。

Ⅳ、第三は市民と野党の前途がかかった選挙
(1)野党共闘。重要な成果を挙げた
(2)共産党と立憲民主党と党首会談。「現政権に厳しい審判を下すため、1人区での候補者調整の協議を開始」で合意。参議院選挙でも一人区での共闘を追求。
(3)日本共産党の躍進、それが共闘を発展させ、日本を変える一番の力になる。
(4)「?リーフ」を読み、広げてほしい

Ⅴ、今年は、党創立100周年の記念すべき年。新潟から前進の狼煙を

 

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演説会終了後、メディアの記者団のぶら下がり取材を受けました。
その後、片桐なおみさんの事務所を訪問し、各党の代表者の方々、事務所のスタッフの方々と健闘を誓ってのあいさつ・交流を行いました。