恒例!憲法記念日の街頭演説で訴え@滋賀県大津市・草津市

2022年05月4日

 

5月3日は、毎年恒例の憲法記念日の街頭演説
今年も滋賀県大津市膳所駅前、草津市草津駅西口で訴えました。
大津市の司会は、きのせ明子滋賀県会議員が、草津市の司会は、藤井三恵子草津市会議員が務めました(写真下は、膳所駅前で司会をするきのせ県議)。

 

 

私は、まず「憲法記念日の宣伝は、1994年以来続けていますが、今日は、とりわけ憲法めぐる状況と政治について語りたい」と切り出し、「憲法記念日は、今年で75年目。この節目の年、ロシアによるウクライナ侵略、コロナ禍、物価高騰という情勢の下で迎えたが、ロシアの侵略の暴挙、国連憲章違反。戦争犯罪。核兵器による威嚇という『3つの無法』を断固糾弾し、ウクライナ侵略やめよ!の声をあげようではありませんか」と呼びかけました。

参院滋賀選挙区の石堂あつし予定候補も、同じくウクライナ問題と憲法を生かした平和外交について、力を込めて訴えました(写真下は、草津駅西口。左が藤井市議)。

 

 

私は、また「いま、戦争か平和かが問われている。戦争する国づくりか、憲法九条を守りぬくのか」として、次の「3つの柱」で演説しました。

(1)自公政権と維新らの補完勢力による「戦争する国づくり」「憲法九条改悪」の企み
(2)憲法九条に基づく平和外交こそ
(3)維新の会等の「核戦力共有」「非核三原則見直し」の暴論を許さず核兵器禁止条約批准の日本を

この中で、大津市では、1987年に採択された「恒久平和都市宣言」の内容(「国是である非核三原則を堅持し・・・核兵器廃絶をめざし、核戦争防止を強く訴える」)を、草津市では1988年に採択された「人権と平和を守る都市」宣言の内容(「国是とする非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶をめざす」)を紹介。草津市は、20年後の2008年に「平和首長会議」に参加し、「戦争は最大の人権侵害」「世界の恒久平和」と謳っていることを紹介して、「宣言の地に相応しく、反戦平和、核兵器廃絶の声を高らかに上げよう」と呼びかけました。

 

 

さらに、「憲法25条を生かし、新自由主義の経済を転換し、直ちに暮らしと営業支援の政治を」として、
「(1)コロナ禍、物価高騰が国民の生活と生業を直撃している。コロナ禍で傷んだ、暮らしと営業に、5月から物価高は、消費税3%分に相当する。これは、自公政権の円安誘導の失政に他ならない」と指摘。
「(2)弱肉強食、自己責任、市場経済万能論の新自由主義を今こそ転換しよう」として、①医療、公衆衛生の充実を。ベッド数減らし、病院減統廃合止めよ。総務省の方針変更をかちとった運動の成果に確信を、②社会保障の充実を。高齢者医療費窓口負担倍化をストップ。年金削減やめよ。国民健康保険の「均等割」の廃止を。米原市では「均等割」負担分実質ゼロにする応援金支給させている。これを全国に広げよう、③大企業の内部留保の一部を使って、賃上げを。中小企業支援を。賃金男女差別解消、ジェンダー平等社会を、④消費税の減税を。世界84の国・地域が実行していると強調しました。

 

 

最後に、憲法12条を紹介し、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」この提起に応え、「憲法を読もう、語り合おう、守り抜こう。次の世代に引き継ごう」と訴えました。

党をつくって100年。反戦平和と国民の苦難軽減を貫いてきた日本共産党の前進を。比例で、経済論戦の第一人者・大門美紀史さんをはじめ5人の勝利を。滋賀選挙区は石堂あつしさんの勝利を」と呼びかけ、訴えを結びました。