1日、与野党国対委員長会談、「小選挙区制の弊害の検証」を主張//報告の会見//動画

2022年04月6日

 

遅くなりましたが報告です。1日、国会内で与野党国対委員長会談が開かれました。

自民党の高木毅国対委員長から、「衆院選挙制度についての協議会を発足したい」と提案がありました。

 

 

私は、「まず、何の目的で、協議会を発足させるのか、はっきりさせないといけない」と切り出しました。その上で、「現行の選挙制度になってから四半世紀が経過したもとで、『検証』が必要だ。小選挙区制の弊害をはっきりさせる必要がある。そのための会合とすべきだ」と述べました。

「この機会に、小選挙区制と同時に導入した政党助成金制度と企業団体献金の禁止問題、選挙活動に関わって現在の『べからず選挙』の抜本改革についても議論する必要がある」と提起しました。

そして、「これらの議論の場は、倫理選挙特別委員会がふさわしい」と強調。「公開し、なおかつ議論の議事録を含めて残す必要がある。同時に全会派が参加した形でなければならない」と主張しました。

 

 

最後に、協議会をつくろうというなら、最低限、「目的」「議論の期間」「国民の声をどのように反映させるのか、参考人とか公聴会の開催とか、どのような段取り」「構成」「議論の場」「議事録」等々の要項を示すことを求めました。

結論は各党が持ち帰り検討することになりました。

 

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与野党国対委員長会談の後、記者団に、報告の記者会見を行いました。

 

 

記者からの質問は、「次回の選挙制度に関わる議論について」「小選挙区、区割りについて」「定数削減の議論は」などの質問にとどまらず、30日の外務委員会での私の質問すなわち、「反戦デモ:グレーゾーン、自衛隊の認識」などについても問われました。一つ一つ答えました。

 

 

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与野党国対委員長会談後の記者会見の『動画』です。ぜひ、ご覧ください。ご覧いただければ、与野党国会対策委員長会談の内容はおわかりいただけるかと思います。