28日、党議員団「福島・宮城県地震対策本部」開催し、政府への申し入れを決めました

2022年03月29日

 

28日の夕刻、党国会議員団の「福島・宮城県地震対策本部」(本部長・小池晃書記局長)の会合を開きました。

この間、被災地に入り、現場を調査し、被災者との懇談を行ってきた、いわぶち友参院議員、高橋千鶴子衆院議員、紙智子参院議員から報告を受け、30日に政府に申し入れることを確認しました。

状況報告で共通していたのは、1年前の地震と同じところの被害が多いこと、ようやく復興・再建の取り組みを行ってきたところに再び地震が襲い、被害が重なっていることでした。

 

 

いわぶち友(本部事務局長)さんは、1年前の地震で2,500万円をかけてリフォームした相馬市の旅館がまた被害を受けるなど、被害が重なり「心が折れそう」との声が広がっていると報告。新幹線などの公共交通機関や橋などのインフラも再び被害を受けている状況も報告しました。

紙智子(副本部長)さんは、宮城県山元町の調査で、1年前に続き被害を受けたイチゴ農家の状況を述べました。

宮城県で調査した高橋千鶴子(本部長代理)さんは、見た目でわからないが被害が重なり負担が大きいとして、住宅被害の98・7%が一部損壊であることを報告し、従来の枠にとらわれない支援が必要だと述べました。

対策本部として、連続の災害のなか、復旧・復興のための特別の対策が必要であり、 災害救助法に基づく住宅応急修理の柔軟な活用や、被災事業者支援のグループ補助金適用、交通機関の復旧など急務だとして、その点を踏まえた 政府への申し入れを行うことを確認しました。