杭打ち工事偽装問題「中間とりまとめ」の説明を受ける//新年賀詞交換会報告

2016年01月8日

横浜市のマンションに端を発した、杭打ち工事データ偽装問題の発生を受け、その実態や要因などについて専門的見地から検討した上で、再発防止策の提言を行うため、昨年発足したのが「基礎ぐい工事問題に関する対策委員会」です。この委員会が、昨年の12月25日に「中間とりまとめ報告書」を発表し、その内容について本日、国土交通省から説明を受けました。(写真右から、本村伸子衆院議員、辰巳孝太郎参院議員と私)

2016.01.08 くい打ち「中間とりまとめ」レク

中間とりまとめの最初に、「元請けと下請けがどのように責任を担い、安全な建築物を施工するのか曖昧になっていないでしょうか」 「現場で直接施工に携わる職人が、その役割や技能に見合って処遇され、高い意欲を保ち続けることができているでしょうか」 「建設工事に携わる関係者は、風潮、風土、体制、制度、機器や装置等、抜本的に改めなければならない重い課題を与えられたと捉えるべきです」と書かれていますが、重層下請け問題や、データ偽装が横行している業界全体の問題について、私は、現場の実態を聞き取りしたのかとただしたが、現場の声は聞き取りしていないとのこと。

この問題に本気でメスを入れようと思えば、下請け、孫請け、一人親方、労働組合など、現場の声をきちんと聞き取りし、その声を報告書に反映すべきです。

 

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国会の用務のため、地元の新年会や賀詞交換会には、私が出席できませんでした。

秘書の三浦知宏さんに、代理で、出席してもらいました。

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6日の西陣織工業組合の新年会(写真は、あいさつする渡邉隆夫理事長)では、写真の引き伸ばしのコピーが配布。技術継承に取り組みむ、女性起業家の新聞切り抜きと合わせて、1月3日上賀茂神社前で、私たちが行った「アベ政治を許さない」ポスター掲示の宣伝行動のコピーがあったとのことでした。

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8日は、民団京都の新春年賀交換会が開催。