16日、定例記者会見。記者団の質問に答える。

2022年03月17日

 

16日、国会内で定例記者会見を行いました。私からの報告はなく、記者団からの質問に答えました。

質問は、「自民党・公明党と国民民主党の幹事長会談について」「トリガー条項の凍結解除の検討が進めれているが共産党の立場は」「野党とは何か」「鈴木宗男氏の、核共有論」「政府・与党が年金生活者への新たな給付金を検討していることについて」「ウクライナ、オンライン演説について」等々でした。

 

 

自公と国民民主党の幹事長会談について、「はっきり言って選挙に向けて、かたや与党に入りたいかたや抱き込みたい。この思惑の結果ではないか」と指摘し、「私たちから見れば、来るべき参議院選挙に向けて、この岸田政権の危険な政治に対して、きちんと立ち向かっていくことが野党の役割だ」と述べました。
さらに、「ウクライナ問題、新しい危険な動きが強まっている」として、「新自由主義に対する反省がないということがあからさまになり、憲法9条を蔑ろにする動きがある。こういうもとで、野党が、頑張ることが問われている。どういう立場を取るのかが問われていると思う」と述べ、「与党入り宣言というのは、その旗を明らかに投げたということのあらわれが、何度も行われている自公と国民民主党の幹事長会談ではないかと思う」と述べました。

 

 

野党とは何か、野党の役割とは何かについては、「その時々の政治情勢にかかわって、与党が何をしようとしているのか、国会の役割である監視機能をいかに発揮するか、与党と対峙ではないか。その際、根底には何があるか、国民の要求、国民の願い、国民の運動、そこに基盤を置くことが常にあるべき姿だと考える」と答えました。

年金問題については、「年金支給額が4月から0・4ポイント下がることが問題だ。まずはこれを改めるべきだ」「マクロ経済スライド制度の根本をただすべき」であり、政府の姿勢は「年金生活者の現実の苦しみ、困難に思いをまともに寄せていないことがこの対応にも表れている」と批判しました。