緊急会見。維新の会の「宮本徹議員への懲罰動議」は、不当な言いがかりと批判

2022年02月18日

 

17日、緊急会見を行いました。日本維新の会が日本共産党の宮本徹衆院議員の懲罰動議を提出したことについて、宮本衆院議員とともに会見。

私は、「まったく不当な言いがかりと言わねばならない」と批判し、「動議に値しない」と述べました。

そのうえで、「この問題の発端は予算委員会の公聴会における議論で、原英史公述人が『今日は国会における誹謗中傷の問題にしぼってお話ししたいと思います』と切り出し、予算案に対する意見を述べるのではなく私的な反論の場に使ったことだ」と指摘。

 

 

このことは、衆院規則83条が「公述人の発言は、その意見を聴こうとする案件の範囲を超えてはならない」と定めていることに反すると指摘し、「宮本氏の発言は、国会法、衆院規則に照らして、提起した当たり前のものだ。懲罰動議はまったく不当な言いがかりだ」と述べました。

 

 

宮本氏は、公聴会の日の朝の予算委員会理事会での議論を紹介し、「私は、委員会で議会人として至極まっとうな発言、指摘をした。それに対して、懲罰動議で威圧的に口封じをしようとするやり方は、いかがなのか」と述べました。

さらに、「予算委員会の公聴会での出来事であり、私は、その日の公聴会後の理事会で、原氏の公述は公聴会として相応しくない発言だったと問題提起した。その時、維新の理事は、議事録を精査して対応したいとした」と述べ、「昨日、今日の理事会では維新の理事から何もない。現場で何もやられていないのに、こういう形でやるというのはどうかと思う」と述べました。