野党国対委員長会談。予算委拒否の政府・与党に抗議声明//野党の団結で政権交代//定例会見

2021年10月15日

 

報告です。13日、定例の野党国対委員長会談・連絡会を開催。ガッチリ団結の姿を見てください。

政府与党・岸田自公政権は、予算委員会の開催を拒否。
予算委員会を開かず、14日、衆議院を解散しようとしていることに、野党委4党で「政府与党による強引な国会運営に対する抗議声明」を出すことで一致。

「岸田内閣が何を目指すのか、つまびらかにしたうえで、国民に信を問うべきだ」と強調。そうした機会を一切作らず解散するのは「数の力に任せた横暴だ」と表明しました。

 

 

「抗議声明」は以下のものです。

 

 

選挙前、最後の野党国会対策委員長会談・連絡会、揃って撮影。

左から、広田一衆院議員(立憲民主党国対委員長代理)、山井和則衆院議員(同筆頭副委員長)、私、安住淳衆院議員(立憲民主党国対委員長)、古川元久衆院議員(国民民主党国対委員長)、原口一博衆院議員(立憲民主党副代表・国対委員長代行)、吉川元衆院議員(立憲民主党国対委員長代理)、塩川鉄也衆院議員(日本共産党国対委員長代理)。

 

 

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野国連後の共同会見で、立憲民主党の安住淳国対委員長が報告。

私は「野党共闘は、政府与党に対する対抗軸を示し、コロナ対策など大きな成果をあげてきた。総選挙で政権交代を実現するため、仲間を増やし、必ず戻ってきたい」と表明。

 

 

総選挙で野党が勝利し、政権交代実現。新しい政治をつくるぞの決意をあらわしました。

 

 

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定例記者会見では、いつものとおり野党国対委員長会談・連絡会の報告を行い、改めて「野党の予算委員会開催の要求に対して、一顧だにすることなく、国会を終える。聞く耳を持たないことがあらわになった」と指摘しました。

そして、「国民の審判を受けるうえで、一番大事なことは政治的、政策的対決点を国民の前に明らかにすることだ」と強調。

 

 

私は、「この6年間の市民と野党の共闘について」は、2015年9月19日に私たちが安保法制廃止の国民連合政権を提起して6年経過したこと振り返り、「山あり谷ありを経て、野党連合政権が現実の課題になった」と述べました。

そして「国会共闘での前進、支えである市民運動の発展、選挙での野党共闘の勝利が力になり、野党がコロナ対策をはじめ抜本的な提案を行い、対決軸としての存在を国会で示すことができた。野党共闘の前進の上で、国会における共闘が大きな役割を果たした」と語りました。