野党国対委員長会談。14日に予算委員会、13日に甘利氏出席の「政倫審」の開催を要求//定例会見

2021年10月7日

 

6日、国会内で定例の野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。

岸田政権、臨時国会への対応を協議。

岸田文雄総理が、14日に衆議院の解散を表明。政治の中身について、ただす必要があるとの認識を共有し、14日に衆参両院で予算委員会の開催を求めることで一致。

甘利明・自民党幹事長のUR口利き・金銭授受疑惑については、甘利氏の「政治倫理審議会」への出席を求めることで一致。13日に開催するよう求めることを確認しました。

 

 

さらに、河井克行・元法務相と案里夫妻に自民党が提供し、選挙買収事件となった1億5000万円の使い道ついて、明確に示すよう自民党総裁の岸田総理に求めることを決めました。

私は、「新総理に聞き、ただしたいことは山ほどある」「『聞く耳持つ』というなら、予算委員会開催こそ求められる」と強調。

「何も説明せずに逃げて審判を受けようという態度が問題だ」「政治とカネの疑惑の甘利氏は『国会に説明する』と言いながら何もしていない。政倫審に出てきて弁明したら良いではないか。喜んで来るべき筋合いだ」と指摘しました。

 

 

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野国連後共同会見では、立憲民主党の安住淳国対委員長が報告。

安住氏は、「岸田内閣が掲げる『新しい資本主義』の内容も、アベノミクスを辞めるのかも分からない」と指摘し、「予算委員会を開かずに選挙に突入するのは良くない」と述べました。

さらに、安住氏は、甘利氏の金銭授受疑惑に関して「大臣室で業者から現金を受け取った。吉川貴盛・元農相は大臣室で現金を受け取り、政界を引退した。どこが違うのか」と指摘。「自民党の幹事長になった以上、国会で説明責任を果たしてもらいたい」と主張。「違法性のある金を受け取ったのに、明確な説明も処分もなかった以上、この話は終わらない」と強調。

 

 

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定例の記者会見では、野党国対委員長会談・連絡会(野国連)での議論を報告。

予算委員会の開催については「『国民の声を聞く』と新総理は明言。ならば、私たちが聞くこと、説明を求めたい点は山ほどある」と強調。

記者団からは「予算委員会で具体的に質す内容について」「立憲民主党の候補者との一本化について」「京都1区について、志位委員長が会見で『事実上、一本化できている』との認識を示したことについて」「明日、告示となる静岡県と山口県の参院補欠選挙について」「桜を見る会における安倍元首相が不起訴相当、秘書が不起訴不当ということについて」と多岐にわたりました。

記者から「京都1区で『本気で勝つ』という意気込みについて」問われ、私は「最大で絶好のチャンスであり、あらゆる面で絶好のチャンス」、「共産党としては沖縄1区で、赤嶺さんの必勝、オール沖縄での勝利が最優先」と述べました。「京都1区は党としての象徴的な選挙区。共闘の6年間、一人としてずっと携わってきた。選対委員長、国対委員長として力を尽くしてきた。象徴である。何が何でも勝たなければあかんと思っている」と決意表明。

 

 

会見のバックは、新しいものです。