野党国対委員長会談。臨時国会、代表質問・予算委開催のための会期を要求

2021年09月30日

 

29日に、国会内で定例の野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。

10月4日、召集の臨時国会の対応について協議。

冒頭、安住淳立憲民主党国会対策委員長から、与野党国対会談の経過報告を受け議論。
自民党は、臨時国会について、「会期幅は、はっきりしたことは言えないが、新首相の所信表明演説と各党代表質問は約束したい」と表明したことを受け、野党として「代表質問と予算委員会の開催はマストだ」との認識で一致。

衆院選にむけて、国民が審判を下す争点を明確にするため、代表質問と予算委員会開催に必要な会期幅を示すことを求めることを確認しました。

 

 

私は「いまこそ、コロナ感染症拡大の『第6波』を起こさないための対策を打つべきだ」と主張。「新総理のもとで、少なくとも予算委員会を開いて、コロナ禍の下、国民の命と暮らしをどう守るのか、これまでの安倍・菅政治をどう評価し総括についてどう考えるのか、きちんと国民と国会に説明をすべきだ」と強調しました。

 

 

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野国連後共同会見では、立憲民主党の安住淳国対委員長が報告。
安住氏は「新内閣が発足したら、代表質問・予算委員会において、新首相の政治姿勢などをただした上で、国民の審判を仰ぐべきだというのが野党の一致した考え方だ。与党が、『新しい首相を決めて、所信表明を聞いて、代表質問までやる』と言っている以上、会期の幅をきちっと示さないまま召集することは許されない」と語りました。。

 

 

 

安住氏は「総裁選挙で言っていたことは本当に実現するのかどうか検証する機会を、ぜひ、つくってもらいたい。土日を使ってでも予算委員会をやろうと提案したい」と述べました。

 

 

 

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記者会見では、いつものように野党国対委員長会談・連絡会の報告。

私は「総理を決めて、すぐに選挙はあり得ない」と述べ、「総理を選んですぐ総選挙ではなく、所信表明と代表質問、予算委員会を行い、国民に政権の考え方を明らかにすることが最低限必要だ」とあらためて強調しました。

 

 

記者団からは、「なぜ予算委員会の開催が必要なのか」「昨日の菅総理の会見に内容について」「候補者一本化の調整について」などの質問がありました。