終戦76年 街頭宣伝①//恒例、滋賀県 JR草津駅前にて

2021年08月16日

 

15日、侵略戦争の終結から76年。「終戦記念日」を迎えました。

私は、この日に滋賀県内と京都市内で、「戦争と憲法・平和」「ヒロシマ・ナガサキ原爆投下と核兵器廃絶」を考える街頭宣伝に立つことを毎年の慣わしにしてきました。

滋賀県草津市のJR草津駅前で、佐藤こうへい・衆院滋賀3区予定候補とともに訴えました。
藤井三恵子、西川仁の両草津市会議員が参加し、藤井さんが司会を務めました。

なお、11時半から予定していた大津市のオーミーテラス前は、この間の雨による被害対応と午前中の悪天候が予想されたため中止しました。

佐藤さんは、太平洋戦争下で「天気予報が軍事機密となり市民に知らされなかった」との赤旗新聞の記事を紹介。「このような時代の再現を許してはならない。若い私たちの力で戦争への道へとつながる安保法制を廃止しよう、憲法9条を守り抜こう」と力強く訴えました。

 

 

私は、はじめに、九州地方など西日本の豪雨災害で被災された方、避難されている方々にお見舞いを述べ、日本共産党として「8月豪雨対策本部」を設置し、各地の地方議員と連携して、救援・現地調査に取り組んでいることを報告しました。

そして、終戦記念日にあたり、日本軍国主義による侵略戦争と植民地支配の犠牲となった人々への深い哀悼の意を表明。痛苦の体験をへて日本国民が手にした憲法九条を守り抜き、平和な日本と世界を築くために全力をあげる決意を述べました。

 

 

私は、「8月は終戦記念日、ヒロシマ・ナガサキ原爆投下、戦争と核兵器を考える月」と述べ「語り継ごう」呼びかけました。
広島平和記念式典での子どもたちの「平和の誓い」、長崎平和式典での93歳の被爆者・岡信子さんの「平和の誓い」の一部を紹介。いずれも「語り継ぐことが使命」と述べていることを報告。
そして、被爆者の願いである、核兵器禁止条約が発効した今年、この条約に署名し、批准する政府をつくろうと訴えました。

 

 

次に、昨年、長崎市長は平和宣言で「コロナ、温暖化、核兵器の問題、共通するのは地球に住む私たち皆が“当事者”だ」と述べたことを紹介しつつ、いまコロナ禍の下、日本の政治のあり様が問われており、「ともに考えよう、行動しよう!」と呼びかけました。

①コロナ禍の下、「命を大切にする政治への転換を」
②菅政権や改憲勢力は自らの大失政を棚に上げしての改憲策動を許すな。
③政治の目的とは、戦争を起こさせないこと。中国の軍事による覇権主義的行動と、かたや米国の軍事的対応の強化を厳しく批判。
私の質問に対し、菅政権は、台湾海峡情勢などをめぐり、安保法制が規定する「存立危機事態」や「重要影響事態」の適用の検討を排除しないと答弁していることを報告。「集団的自衛権による武力行使も可能となってしまう」と指摘。市民と野党の共闘の原点である、集団的自衛権容認の閣議決定を撤回し、安保法制を廃止して、立憲主義を取り戻すことが急務となっていると強調しました。

 

 

「声をあげれば政治は変えることができる。『市民と野党の共闘』で政権交代を」と呼びかけました。
「市民と野党の共闘で政治を変えよう」として、①安倍政権の「憲法改悪」の野望を阻止してきたこと、②4月に行われた3つの国政選挙・補欠選挙での勝利、③東京都議選でも、共産・立民の前進「野党共闘効果」顕著に表れたことを紹介。野党の「予算の組み換え提案」の内容の報告を行い、政権交代したら、こうするという展望も明示していることを強調。

コロナ以後の日本のあり様として7つの提案の「①ケアに手厚い社会②人間らしく働ける労働のルール③学びを保障する社会⑥文化・芸術を大切にする国をつくる⑦ジェンダー平等社会を」等を主張。
最後に、「ブレない党、草の根の力を持つ党、共闘の党」である、日本共産党の躍進がカギだとして、比例での日本共産党の躍進と滋賀3区での佐藤こうへいさんの勝利を訴えました。