与野党書記局長・幹事長会談で、野党側は、臨時国会の召集を要求

2015年10月20日

20日国会内で与野党書記局長・幹事長会談が開催。野党側から昨日の野党書記局長・幹事長会談の確認に基づいて、臨時国会の召集を求めました。

まゆみ

 

野党から、通常国会を95日間も延長して、慎重審議を求める国民の声を無視して安保法制を強行した問題、TPP大筋合意なるものの発表はあったが内容はほとんど明らかにされていない問題、改造内閣の所信もなされない点からしてその他、国民的な諸課題が山積しており国会を開催してただす必要があると主張しました。

自民党谷垣幹事長は、「申し出の趣旨は理解できる」としながらも、安倍首相の外交日程がありタイトであり、前向きの方向で官邸に伝える」との回答にとどまりました。

野党としては、21日憲法53条(注 別項)に基づき、衆・参で議員の連名によって臨時国会の召集を求めることに踏み切り、明日の21日衆・参の議長に申し入れる予定です。

 

(注) 憲法53条  内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いずれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。