オンライン企画:下京区日本共産党「女性のつどい」で訴え

2021年07月6日

 

報告です。4日、オンラインで開催された京都1区の下京区日本共産党「女性のつどい」に、倉林明子参院議員、たけやま彩子衆院比例近畿ブロック予定候補とともに参加し、訴えました。コーディネーターは、思春期アドバイザーの、あかたちかこさんに担当いただきました。

 

 

私は、まず「コロナ禍の中、特に若い人、女性にしわ寄せがいっている。このおおもとには、まずメディアも含めた『自己責任』論の流布、言い換えると『公(おおやけ)』の役割と責任の放棄、また、このことによる『公、行政や政治は期待できない』というあきらめがある」と指摘。「いま、私たち庶民が大いに声をあげ、無為無策、無責任な政治に対して怒りをぶつける必要がある」と強調しました。

 

 

また、この間、応援に入った東京都議選で、事実の問題として、選挙公報に『ジェンダー平等』を掲げている候補者は、日本共産党の候補者しかいない。時流の中でジェンダー平等を言うのではなく、1922年の党創立以来、一貫して『男女平等』を掲げ、その実現のためにたたかってきた日本共産党の伝統と真骨頂が、ここにはよく表れている」と紹介しました。

 

 

さらに、若者や女性の中で広がる非正規労働者の問題に触れ、「京都選出の故・寺前巌衆議院議員が、非正規労働者について『労働者全体の賃金水準を引き下げる沈め石』となる」と指摘した際、当時の甘利大臣が「そんな悲観的なご意見は初めて聞いた」と応じたエピソードを紹介。
「当時、寺前議員が指摘したことが、現実の問題になった」と強調し、「正規労働が当たり前、8時間働けば普通に生活できる社会を実現しよう」と呼びかけました。

 

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軽快な、あかたちかこさんの「選挙では何を訴えるか」とのトークに応じ、私は「まずは政権交代。そして五輪よりもコロナ対策に全力を」と回答。「いまの菅自民・公明政権は、いのちを犠牲にしてまで五輪を強行する。国民の命を大切にするという政治の根本から外れた政治を行っている。この一点だけをとっても政権交代する以外に道はない」と強調しました。

 

 

また、「下京区といえば、まちづくりの問題があります」として、「番組小学校として庶民がお金を出し合って作った学校跡地を、資本のもうけのために切り売りする、差し出すような政治を絶対に許すことはできない」と訴えました。