【赤旗日曜版】5月30日号をお読みください。

2021年05月29日

 

しんぶん赤旗・日曜版5月30日号、今号も見どころ満載です。

緊急事態宣言・まん延防止等重要措置の延長は4週連続。感染拡大の波を繰り返すのではなく「コロナ封じ込め」を戦略目標にすえよ。ワクチン、検査、補償を。20日に志位和夫委員長は緊急要請書を河野太郎ワクチン担当相に手渡しました。一面にて報道。私も同席。

陸上短距離の五輪と世界選手権メダリストで、いまも現役として走り続ける末続慎吾さん。「開催ありき」で突き進む東京五輪・パラリンピックに「国民感情を無視していないか?」と疑問を投げかけています。

 

 

菅政権は今国会で、土地利用規制法案の成立を狙っています。法案は、自衛隊や米軍基地周辺に住んでいるだけで個人情報が調べられ、土地利用も制限されるものです。27日の衆院内閣委員会で強行採決されました。断じて許せません。
赤嶺政賢、塩川鉄也の両衆院議員は、沖縄の実態も付きつけながら、法案の危険な中身を暴露し、追及しました。

不動産業者も、不安の声をあげています。

 

高齢者へのワクチン接種が始まりました。「ここが知りたい ワクチンQ&A」として掲載。効果や副反応などについて、日本ワクチン学会理事の中山哲夫さんに聞きました。勉強になります。

 

 

都議選の告示(6月25日)まで1カ月を切りました。日本共産党は東京都議選で2013年(8→17議席)、17年(17→19議席)と連続前進。都議会では野党第1党。国会でいえば100議席にあたる力を持ち、都民の声・運動と力を合わせ、都政を動かしてきました。実績を特集します。(7月4日が投開票日)

 

 

作家の落合恵子さんの小説『偶然の家族』(1990年)が復刊。血縁のない〈家族〉を描き、現代につながる要素の多い意欲作です。「異質な存在を大事にすることが平和に結びつくのではないか」と語っています。

 

 

参院広島選挙区をめぐる河井克行・案里夫妻の大規模買収事件。自民党本部から交付された1億5000万円にうち1億2000万円は政党助成金。買収に税金=政党助成金が使われたのではないかという民主主義の大問題が問われています。
それなのに、二階俊博幹事長の「関与はない」との発言。当時、選対委員長の甘利氏は「1ミクロンたりとも関与していない」と。

となると、誰の責任なのかも問われますよね。自浄能力のない自民党に都議選と衆院選挙で審判を下しましょう。

日曜版(3月21日)の指摘を受け、直後に、薗浦健太郎・元首相補佐官(自民党衆院議員)が収支報告書をこっそりと訂正していました。さらに“闇パーティー”を開催していたことを認めました。

 

4月11日、作家・井上ひさしさんを追悼する第7回「吉里吉里忌」が出身地、山形県川西町で開かれました。
俳優・大竹しのぶさんが、井上さんの思い出を語りました。「太鼓たたいて笛ふいて」は、大竹さんが主演を直訴して、井上さんが書いたものだそうです。(2014年1月公演)
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カラー広告(写真下)にありますが、紹介した内容にとどまらず、赤旗日曜版ならではの読み応えある記事が満載です。
プラスサイズモデルの「エブチュラム真理栄さん」のインタビュー。
「ひと」欄では、エッセー集「迷走生活の方法」を刊行した生物学者の「福岡伸一さん」のインタビュー。ぜひ、お読みください。希望が湧きますよね。