19日、野党国対委員長会談//共同会見//防衛省から聞き取り

2021年05月20日

 

報告です。19日、国会内で、定例の野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。

防衛省が担当しているコロナワクチン大規模接種の予約システムの欠陥について、これを報じたメディアに防衛省が抗議をしている問題について協議し、急きょ防衛省の官房長からの聞き取りを実施すること確認しました。

その他、入管法の闘いの成果を確認しつつ、引き続きスリランカ女性のVTRの開示を求めていくこと、まん延防止・緊急事態宣言への対応の意見交換しました。

 

 

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野国連後の共同会見では、立憲民主党の安住淳国対委員長から報告を行い、防衛省の抗議問題のほかに、緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置がさらに広がる可能性があることへの意見交換を行ったと述べました。

 

 

安住氏は、防衛省の抗議の問題について、一部の高官が「不正アクセスは非常に問題だ」、安倍前総理が「愉快犯だ」と話していることに対して、「抗議よりも穴を見付けていただいて、ありがとうございます、ではないのか」と批判。さらに、「私、個人の気持ちで言えば、抗議した防衛省に抗議したい」と述べました。

 

 

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19日、国会内で野党の国対委員会のメンバーで、防衛省が運営する新型コロナワクチンの大規模接種の予約システムの欠陥問題で、防衛省が欠陥を報じた「毎日新聞社」と「AERAdot.」に抗議したことについて、防衛省の芹澤清官房長から理由や経緯の説明を聞き取りました。

立憲民主党の広田一・国対委員長代理が進行役を務め、立憲民主党の原口一博副代表が挨拶を行い、日本共産党からは、塩川鉄也国対委員長代理と私が出席しました。

原口氏は「今回のことは、抗議するのではなく、ありがとうございますと、国民に寄り添って、欠陥が見つかったのなら早く改善しますと言うべきだ」と指摘。さらに「言論の自由、報道の自由を委縮させるようなことは絶対にあってはならない」と強調しました。

 

 

塩川氏は、「報道で防衛省が不備に対応できていないことが明らかになった。このような事実を知ること自体が国民にとって意味があった」と指摘しました。

 

 

私は、「不備があることを事前に想定しながら、対応策を検討中などというのはまったく無責任だ」と述べました。