第1回「イージスレーダー選定問題」野党合同ヒアリング開催

2021年03月5日

3日、国会内で「イージスレーダー選定問題」野党合同ヒアリングの第1回を開催。

イージスレーダー選定ついて防衛省よりヒアリングを行いました。

 

 

冒頭、チーム責任者の原口一博衆院議員(立憲民主党副代表・国対委員長代行)は、「選定の過程をしっかりと踏まえながら軌道修正させる、安倍・菅政権のつけを国民に回さないということで頑張っていきたい」と語りました。

 

 

私は、はじめに、提出を求めたのは、防衛省の内部規則「対応要領通達『等』に基づき作成された、接触状況等に関する報告書の一切」だが、「一切で間違いないか。これ以外に作成された文書は無いということですね」「破棄、紛失の事例はないのか」と確認。

その上で、今回の文書提出にあたって、どのような探索を行ったのか「メールを含む指示。依頼文書」の提出を求めました。防衛省側は提出することを約束しました。

 

 

さらに、2018年7月23日のグリーブス米ミサイル防衛庁(MDA)長官と西田安範整備局長らとの面会記録の黒塗り部分を外しての提出を要求。

 

 

さらに、防衛省が米側から提案を受領したとする2018年6月12日前の5月にロッキードマーチン社日本法人がMDAを通じて「SPY7」の提案を密かに実施したとの報道の事実をただしました。

省側は、「事実関係を確認する」と答えました。

 

 

日本共産党議員団からは、赤嶺政賢・宮本徹の各衆院議員と井上哲士参院議員が出席。

出席の議員から、イージス・アショアの構成品に関する「評価基準書」、選定に関わった防衛省職員らの出張記録、防衛省がMDAに提出した「提案要求書」、ロッキード・マーチン社との契約書及び違約金にする規定などを提出することを要求しました。

第一回のヒアリングを通じて、多面的な角度から疑惑の追及が行われ、基礎的な資料の提出を再度求めるなど重要な会合となりました。
今後、資料提出に基づく分析、専門家を招いたの勉強会なども開催していくことを確認しました。