野国連、臨時国会で闘う方向確認//共同ぶら下がり会見//定例会見

2020年10月22日

21日、国会内で野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。26日からの203臨時国会にどう臨むかを協議。

 

 

日本学術会議の任命拒否問題は、『学問の自由』『思想の自由』を侵すものであり、徹底追及することを確認。そして、関与されたとされる杉田和博官房副長官の国会出席を求めることで一致しました。

さらに、私から提起した、新型コロナ禍で『年を越せない』という悲鳴が上がり、地方自治体も財政がひっ迫していることから、十分な対応と議論がが必要であるとの認識で一致し、古川元久国民民主党国対委員長からの提案を受け、医療や経済でのコロナ対策について予算委員会での集中審議を要求することを確認しました。

 

 

また、自民党が党改憲原案を策定する起草委員会を動かす新たな動きについて、批判。自民党が憲法審査会の経過を踏まえない行動を取れば、憲法審を開く条件はないとの認識で一致しました。

 

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野国連後の共同会見で、立憲民主党の安住淳国対委員長は「野国連で一致、確認したことは、森山国対委員長にしっかりと伝え、要求したい」と述べ、日本学術会議の任命拒否問題については「政治権力が学問の自由や言論の自由に介入したことは明らかなので、政権の体質等については厳しく追及していきたい」と表明しました。

 

 

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野国連、共同会見後の定例記者会見では、野国連で確認した3点について報告。

 

 

私からは、学術会議任命拒否問題と、コロナ危機の対応、憲法の改悪の自民党の動きを阻止すべきと、三点を提起し、闘う野党としての存在を示していこうと提起したことを報告。

また、安住氏からは、国会会期と総選挙の動きについて報告があり、菅政権打倒、政権交代へ向けて国対が大きな役割をはたしていこうと確認しあったことも重要です。

 

 

菅首相の著書で、「政府のあらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です」との記述が改訂版から削除されています。この問題についても一言、「さすがに、政権の私物化を進め、改ざん、隠蔽を行ってきた方だけあって、自分の著作でも改ざん、隠ぺいを行うとは」と述べました。

記者団からは、衆議院議員の任期満了まで1年になったことに対する「受け止め、選挙に向けての候補者調整、野党共闘にどう臨むか」、日本学術会議の任命拒否問題について野党合同ヒアリングを続けていることに対する「実績、評価、受け止めについて」、「大阪市をなくす住民投票について」、「政権交代に向け重視していること」「菅政権に対する評価」など多岐にわたる質問があり、答えました。

最後に「京都1区で野党統一候補になるための調整は」との質問があり、私は「うまくいくといい。頑張るとしか言いようがない」と述べ、「さまざまな努力をさまざまところでやっていきたい」と語りました。