野国連開催／／野党共同会見／／定例会見を行いました
2020年08月6日
5日、国会内で野国連（野党国対委員長連絡会）を開催。政府が臨時国会の早期召集に応じる考えがないとしていることについて協議。
「憲法53条に基づく臨時国会要求に、政府は応じなければならない」と批判の見地をあらためて合意し、早期召集を政府に求めていくことを確認。
合わせて、コロナ感染症の拡大への対応をただすために、関係委員会の閉会中審議の開催も求めていくことを確認しました。
私は、コロナ危機における国民の困窮について耳を傾け、政治が何を行うべきかのメッセージを発する必要がある。政府にお任せではなく、監視機能を国会が果たさねばならないと臨時国会の必要性について強調しました。
立国社の安住淳国対委員長は自民党の森山裕国対委員長と会談。安住氏は臨時国会の早期召集と安倍晋三首相が出席し予算委員会の集中審議を要求。森山氏は「引き続き協議する」と持ち帰ったが、18日から厚生労働委員会など閉会中審査については実施することで合意しました。
合意した今後の閉会中審査の予定は、8月19日・衆院厚生労働委員会、20日・参院厚生労働委員会、26日・衆院内閣委員会、27日・参院内閣委員会の開催となりました。
9月第1週に衆参予算委員会、第2週に衆院財政金融委員会（参院財務金融委員会）・衆参総務委員会、第3週に衆参農林水産委員会などの開催について基本合意しましたが、日程は今後の協議に委ねることで合意しました。
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野国連後の共同ぶら下がり会見で、立国社の安住淳国対委員長は「一国のリーダーがなぜ国会で国民に説明をしないのか。トップにいる安倍総理が、国会に出てきて説明をすることが必要だ」と強調。「臨時国会の早期の開会要求を憲法に従ってやった。開くしかない」と指摘し、「開会するかしないかは与党と相談するんじゃなくて、政府が決めるわけだ。それをひとごとのように言っている。やる気がないと断ぜざるを得ない。とても残念なことだ」と述べました。
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私は、定例の記者会見を行いました。野国連の報告を行い、臨時国会の早期召集に応じないことについて「国権の最高機関としての国会が新型コロナウイルス感染症の再拡大という危機のもとで、政治がどういう役割を果たさなければならないのか、国民の不安・要求に応えていくことが必要だ」と強調。
さらに、「予算がない、法案がない、条約がない。だから開くことが出来ない。帝国議会以来の慣例で出来ない」とい言っていることに対し、「感覚がずれている。国民の困窮ということもわかっていない。ましてや帝国議会を例に持ち出すなど言語道断。帝国議会の時代に憲法53条があったわけではない。戦後の日本国憲法で国会と内閣の関係を規定したわけで、何をかいわんやだ」と批判し、「閉会中審査を行うとともに、引き続き臨時国会の早期召集を要求し、広範な世論と力をあわせて臨時国会の開催を迫っていく」と述べました。
記者団からは、「自民党のミサイル防衛に関する議論、敵基地攻撃能力論などについて」「大阪府知事のうがい薬・イソジンが感染予防になる発言について」「お盆の帰省に関して」「7日に予備費1兆2000億円の使途に関して閣議決定されることについて」の質問があり、それらに答えました。