野国連開催/共同ぶら下がり会見/定例会見を行いました

2020年07月23日

 

22日、野国連(野党国対委員長連絡会)を開催。

コロナ感染者が増加する中で、政府が「Go Toトラベル」事業をスタート。政府の対応が二転三転し、国民に不安が広がっていることから対応について協議。

感染が拡大の様相を呈していることを踏まえ、「Go Toトラベル」の中止をあらためて求めることで一致、確認しました。

 

 

安倍総理、国会に出てきて質疑に応じ、説明責任を果たせと確認。
感染の拡大、「Go Toトラベル」の問題をはじめ、国民の命と営業に関わる重大問題が次々と起こっているのに、安倍総理は説明責任を果たさず、逃げている。予算委員会に出席して、説明責任を果たすべきだとの認識で一致。
そのためにも閉会中の審議を8月も続けるよう引き続き与党に申し入れること、応じない場合は、憲法53条に基づく臨時国会召集要求も検討することを確認しました。

 

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野国連後の共同ぶら下がり会見で、立国社の安住淳国対委員長は、Go Toトラベルが始まったことに関して「これで感染が蔓延したら人災であり、安倍内閣の責任問題だ」と批判し「総辞職に値する」と述べ、「実施は国民が安心できるタイミングで」と述べました。

 

 

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定例記者会見で、私は、野国連での議論を報告。その上で「Go Toトラベルの政府の対応は迷走に迷走を重ねている」と指摘。

 

 

「Go Toトラベル開始の前倒しの政策決定の過程が不明確。東京除外、キャンセル料と補償問題、高齢者除外、若者除外などなど、二転三転、まさに迷走の極み。政府が感染実態や国民の暮らし、経済問題をまともに考えていないことを示している」と述べ、「安倍総理の責任は重大だ」と強調しました。

 

 

最後に、私は、在日米軍基地内での感染問題について、見解を述べました。「米軍は、ようやく人数は発表したが、一番、肝心な感染経路や感染場所、拡大防止については明確な対応がされていない。極めて重要問題だ」と指摘し、「繰り返すが、米軍のチャーター機が米軍基地に野放しで入っている。これでは感染拡大の大本が抑えられない。政府ががアメリカ・在日米軍に対して、移動は中止しろ、基地は閉鎖しろというべきだ」、「沖縄県知事の要求をしっかりと踏まえて対処すべきだ」と強調しました。

記者団からは、「Go Toトラベル」に関する東京都など都道府県や自治体の動きについて、臨時国会召集要求について、立憲民主党と国民民主党の合併問題などの質問があり、答えました。