奈良県日本共産党後援会総会で記念講演

2020年07月22日

報告です。19日、奈良県日本共産党後援会総会で、1時間かけて記念講演を行いました

竹花祥隆県後援会長、細野歩党県委員長の挨拶・報告ののち、谷川かずひろ衆院奈良一区予定候補、宮本次郎衆院奈良二区予定候補が決意を表明。奈良市議選をはじめ予定される中間選挙の候補者のみなさんと、そろい踏みで必勝の決意を表しました。

 

 

私は第一は、「情勢をどう見るか? 国民の前向きの変化に確信をもって活動しよう」、第二に、「市民と野党の共闘の到達点について」、第三に、「『比例を軸に』『近畿は一つ』の立場で、総選挙での躍進を奈良から」の三本柱でお話ししました。

 

 

まず、「情勢をどう見るか? 国民の前向きの変化に確信をもって活動しよう」という点では、(1)コロナ危機のもと、国民の意識に前向きの大きな変化が起こっている、(2)コロナ危機と国会、(3)コロナ以後のより良い日本と世界を展望するという内容でお話しし、「コロナ危機を克服してどういう日本をつくるか ―― 日本共産党の7つの提案」(党創立98周年記念後援会において志位和夫委員長が提起)(①ケアに手厚い社会をつくる、②人間らしく働ける労働のルールをつくる、③一人ひとりの学びを保障する社会をつくる、④危機にゆとりをもって対応できる強い経済をつくる、⑤科学を尊重し、国民に信頼される政治をつくる、⑥文化・芸術を大切にする国をつくる、⑦ジェンダー平等社会をつくる)について紹介。

私が、衆院外務委員会で「徴用工」の個人請求権について政府を追及して、基本の考え方とした「ダーバン宣言」の精神(人種差別や格差の原因となった奴隷制や植民地支配そのものを告発)が、今こそ発揮されるときと強調しました。

 

 

そして、「市民と野党の共闘」の到達点については、(1)安倍政権のコロナ危機への対応と、国政私物化に、国民の怒りが沸騰、(2)野党共闘の出発と目的は何か、(3)政策的な焦点は何か、(4)“野党共闘”は画期的前進。いよいよ「政権をともにする」政治決断が求められる、(5)野党共闘の中での日本共産党の役割とは何か、という点を詳細に報告しました。

 

 

最後に、「比例を軸に」「近畿は一つ」の立場で、総選挙での躍進を奈良からとして、(1)「党員拡大を中心とする党勢拡大特別月間」の成功を、(2)衆院近畿比例ブロックの定数28議席のうち2議席で甘んじて良いのか、(3)「比例を軸に」とは、日本共産党を語りぬくことの重要性を訴えました。

 

 

早ければ秋にも総選挙の動きがあります。緊張感を持って、勇躍闘いに立ち上がろう。奈良から政治変革の大波を起こそうではありませんか」と結びました。