第二次補正、10兆円の予備費は認められない//沖縄県議選、共産党は全員当選、民意は「辺野古基地建設ノー」の審判

2020年06月9日

8日、コロナ対策の第二次補正予算が提出。衆参両院で質疑が行われました。この機会に私たちの立場を表明します。

最大の問題は、予算の3分の1を占める10兆円もの予備費を計上していることです。補正予算のそれ以外の部分は、不十分さや問題点はあるが、国民の要求、野党の提起を含んでおり賛成できるものです。しかし、10兆円の予備費計上をそのままにして、賛成することはできません。

この間、一貫して指摘してきたように、憲法83条は、国の財政支出の決定権をもつのは国民の代表たる国会であり、政府は歳入歳出について具体的な費目を示した予算のかたちで、国会の審議と事前承認を得なければ支出できないという、財政民主主義の大原則を定めています。
具体的な使途も明確にせず10兆円もの巨額な予備費が、憲法の大原則を侵害することは明白です。政府に税金の使い方を白紙委任することは、国会の自殺行為に他なりません。

自民・立憲の国対委員長「合意」によって、「雇用維持や生活支援に1兆円、事業継続に2兆円、医療提供体制に2兆円」と「大まかな使途」を示したが、それならば5兆円について、与党が修正して議決をするべきです。

「残りの5兆円」については削除し、速やかに第三次補正を提案すべきです。

 

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7日に報告しましたが、沖縄県議選、現地沖縄から嬉しい写真が届きました。

写真下は、7人のそろい踏み街頭宣伝。左から、とぐち修、たまき武光、比嘉みずき、セナガ美佐雄、ニシメ純恵、しまぶく恵祐、玉城ノブコの各氏。

 

 

ご承知のように、今度の県議選で玉城デニー知事を支える「オール沖縄」が県議会の過半数を制し勝利。地元紙も報道しているように、辺野古米軍新基地建設「ノー」の審判が下りました。

 

 

日本共産党は、改選6議席から7議席に躍進。歴史的で画期的な勝利を刻みました。

 

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写真下は、4期目の当選を果たした、とぐち修さん。デニー県政を支える〝大黒柱〟です。

 

 

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写真下は、3期目の当選を果たした比嘉みずきさん。3人のお子さんのお父さん。子育て世帯からの信頼は抜群。

 

 

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写真下は、2期目の当選。たまき武光さん。半農半魚の町で生まれ育ち、原点は「命・食・農を守る」こと。

 

 

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写真下は、2期の当選を果たしたセナガ美佐雄さん。瀬長亀次郎元衆院議員・沖縄人民党委員長のお孫さん。

 

 

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写真下は、4年前の雪辱を果たし、議席奪還した玉城ノブコさん。県議4期目に。住民の苦難軽減に奔走の日々。

 

 

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写真下は、カヨウ宗儀県議の議席を引き継ぎ、初当選のしまぶく恵祐さん。赤嶺衆院議員の秘書として活躍も。

 

 

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写真下は、ニシメ純恵さん。浦添市区で無投票当選となり、連日、各候補の応援に駆け巡りました。

 

 

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写真下は、日本共産党沖縄県委員会の選挙報告チラシ。