衆院静岡4区補欠選挙、田中けん・野党統一候補の勝利を!草薙駅前で宣伝

2020年04月13日

 

12日、肌寒く小雨の中、静岡県清水市のJR草薙駅前ロータリーで、野党統一候補として、14日告示(26日投開票)の衆院静岡4区補欠選挙をたたかう田中けん予定候補の必勝の街頭演説に駆けつけ、訴えました。日本共産党からは、畑野君枝衆院議員、山添拓参院議員も宣伝カーで静岡4区内をまわって訴えました。

雨の中ではありましたが、ロータリーには、多数の聴衆が参加し、各弁士の訴えに拍手を送りました。

静岡市民連合事務局長小長谷保弁護士が、実った市民と野党共闘の力で、野党統一候補・田中けん氏を勝利させ、憲法の精神が生きる政治をと訴えました。

 

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国民民主党から、後藤祐一衆院議員(同党政調会長代行)が、訴えました。新型コロナ対策で政府の一世帯当たり30万円の支給なるものが様々な条件で結局多数に行きわたらないと告発、さらに商店街の方々に補助が回らない仕組みをのべ、野党が共同して提案している国民一人当たり10万円を今すぐ配ることが現実的だと述べ、上から目線の自民党の経済対策か、現場・清水区目線の田中けん氏か、が争点だと指摘。野党統一が出来上がった静岡4区で勝利し、野党連合政権の道筋をつくっていこうと訴えました。

 

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私は、今回の衆院静岡4区補欠選挙の重大な意義、アベ政治に審判を下す選挙であり、新型コロナ感染症拡大のもとで、感染症から命と健康を、生活と経済の危機から暮らしと営業を守る政治をの声をあげる選挙だと強調しました。

 

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まず、予定候補の田中けんさんの「人となり」を次のように述べました。
即戦力の人だ。モノづくりメッカ中小企業の街・東京大田区で、銀行員として、区議・都議として中小零細企業の方々と向き合ってきた。正に中小企業問題のエキスパートであり、いま窮状に陥っている業者になくてはならない人物だ」と紹介。

苦労人でもある。新聞奨学生として大学に通う。いま学生がアルバイトもできない、奨学金返すめどが立たないとの声に寄り添い、弱者に心通わす温かい人柄の田中さんだ」と指摘し、田中さんのチラシにあるが、「『未来を創る』人であり、『多様性を認め合う自由で寛容な社会』と信念を持つ、次代の世界を語れる方だ」と強調しました。

その上で、新型コロナ対策の政府緊急経済対策の問題点、緊急事態宣言で国民に自粛と行動制限・休業を求めながら、それに伴う国民の収入源と損失を補償する立場にないこととあまりにもスピードが遅く不公平と厳しく批判。

野党が一致して、国民一人当たり10万円を支給し、自粛・休業で直接・間接に影響を受ける労働者や中小事業者、フリーランスなどには新型コロナ感染の収束まで毎月補償すること。一回の現金給付で終わらせてはならない。従来やったことのない対策に踏み切るべきだと提案していることを紹介。また、消費税の5%への決断を今こそ真剣に検討すべきと述べました。

 

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最後に訴えた田中けん氏は、「野党が一塊(かたまり)になって一強と対決する構図が衆院静岡4区補選でできたことは大きな意味がある」と述べ、「ライバルとして活動されてきた日本共産党の島津幸広さんが候補者一本化のための決断に心から敬意を表したい」と最初に語りました。

「地元に育ち、中小零細企業の生の声を聞き、政治を変えなければならないと大田区議・東京都会議員として活動してきた」ことに触れ、「苦境に陥っている地元の方々の現状を見るとき、政治の出番と政治が応えなければならないとの思いをいよいよ強くしている。緊急経済対策が補償とスピードをもって実行できるように、野党の一致している提案の実現のため力を尽くしていく」とアピール。

アベ政治に「ノー」の審判を下し、市民と野党の共同の力を発揮し、安倍政権打倒しよう。静岡から政治を変えようと力強く結びました。

 

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