27日、野国連//棚橋予算委員長解任決議案と森法相不信任決議案を提出

2020年02月28日

27日、国会内で野党国対委員長連絡会(野国連)を開催。

審議をすればするほど、東京高検黒川検事長の定年延長問題、桜を見る会の疑惑などが浮き彫りとなり、新型コロナウイルス対策予算は、20202新年度予算案に一円も計上されていない極めても不十分であり、予算案の採決は許されないとの認識で一致。

 

IMG_4759 20200227野国連

 

そのような中で、予算案のゴリ押しに手を貸し、不公正な運営を行う棚橋泰文・衆院予算委員長(自民党)の解任決議案と、憲法に由来する検察官の職務の特殊性を無視し、三権分立と司法の独立を踏みにじる森まさこ法務大臣の不信任決議案を野党共同で提出することを確認しました。

DSC_7126 20200227 野国連

 

会談後の共同ぶら下がり会見で、棚橋泰文衆院予算委員長の解任決議案、森まさこ法務大臣の不信任決議案の提出を決定したことを報告。

 

IMG_4768 20200227野国連後の会見

 

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午前の予算委員会終了後の12時25分に衆院予算委員会の野党理事は、棚橋泰文予算委員長の解任決議案を衆院事務総長に提出。日本共産党からは藤野保史議員が出席。

 

IMG_4788 20200227 予算委員長解任決議案提出

 

提出後の会見で、藤野氏は、「今国会ほど三権分立が問われる国会はない。桜の問題でも、カジノの問題でも、検察官定年延長問題でも、国会として、どう対応していくのかが問われてきた」と指摘。

 

IMG_4811 20200227藤野会見

 

予算委員長の解任決議案の提出については、「国会の機能を発揮させるのが予算委員長の役目であるにもかかわらず、公正でもなく中立でもない。総理・官邸の意向を補佐するような役割を果たしている」と強調し、「委員長の任にあたらず」と述べました。

法務大臣の不信任決議案の提出については、「検察という独立性が問われる問題であり、答弁はつじつま合わせ」と批判し、「法をつかさどる大臣としての責任は到底果たせない」と述べました。