25日、緊急野党国対。秋元衆院議員逮捕”カジノ”で内閣委の閉会中審査要求、カジノ廃止法案提出へ
2019年12月26日
25日午後、国会内で緊急に野党国対委員長会談を開催し、自民党の秋元司衆院議員が、カジノ事業をめぐる収賄容疑で逮捕された問題で対応について協議。
自民党の秋元司衆院議員は、カジノ推進法案の折は内閣委員長として、カジノ実施法の際はカジノ担当の副大臣として職務権限のど真ん中で関わってきた。収賄容疑の真相解明と安倍総理の任命責任は重大であること、議員としての資格はないことなどの認識を共有しました。
さらに、カジノにかかわる利権問題は安倍自民党政権の体質に根ざしていること、この間（前日も）野党合同ヒアリングで追及してきたが、ことは一層重大になった。秋元氏がカジノについての制度設計にどう関わったのか、企業との利権はどのようなものか？これらの真相を明らかする必要がある。
同時に、カジノ法について当初から経済の起爆剤とはなり得ない、依存症や、利権問題を追及してきしてきたが、いよいよ全体を洗い直す必要がある。総理主催「桜を見る会」の追及と並んで二大追及課題と位置づけて年末年始体制を取っていくことを確認しました。
その上で、次の点を確認しました。
①カジノ所管の衆参内閣委員会の閉会中審査を要求する。②カジノ追及チームによる合同ヒアリングを緊急に26日に開き、間系省庁をただす。③カジノ実施法の廃止法案を年明け早々に野党共同で提出が出来るよう準備を進めることを一致・確認しました。
野党国対委員長会談の後、共同のぶら下がり会見を行いました。私は「今回のカジノ利権の闇は相当深い。徹底して真相を解明するとともに、国民運動と連携してカジノをストップさせていくために闘う」と述べました。
