JAL不当解雇撤回争議団と国会議員団の懇談会

2019年12月19日

 

18日、JAL不当解雇撤回争議団と日本共産党国会議員団との懇談会が開かれ、日本共産党からは笠井亮高橋千鶴子畑野君枝本村伸子の各衆院議員と、田村智子武田良介山下よしき山添拓の各参院議員とが出席しました。

 

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2010年12月31日、日本航空の165名(パイロット81名、客室乗務員84名)不当解雇から、まもなく、10年になります。不当解雇通知の大晦日・その日の闘う激励会に参加した者の一人として、闘争勝利のために頑張る決意です。

JAL不当解雇撤回争議団は、「10回目の大晦日を迎えさせない」をスローガンに今年末での争議解決めざし闘っています。

昨年5月から、会社側と解雇争議解決の交渉の場での協議が開始されましたが、会社側の不誠実な対応で、いまだ解決に至っていません。

そこで、この間の経過と取り組みの現状についてお聞きし、解決に向けた闘いを激励するため、懇談会を行いました。

山下氏から、「不当解雇は日本の労働者全体に対する攻撃であり、断じて許せない。この間の取り組みに敬意を表するとともに、撤回のために私たちも頑張る」と激励のあいさつ。

 

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日本航空乗員組合、日本航空キャビンクルーユニオンから、ILO本部訪問や四次にわたるILO勧告についての報告、団体交渉での会社側の対応や、オリンピック・パラリンピック組織委員会とILO共催によるディーセント・ワーク実現に向けたフォーラムでの馳浩衆院議員とJAL福家(ふけ)人材部長とのやりとりなども詳しく述べられました。

活発な意見交換を行い、最後に私が「重要な山を迎えているもとで、国会での取り組み、安全と組合の役割などさらにアピールし、心ある方々との連携を深め、解決に向けて奮闘しよう」と述べ、決意を固め合いました。