共産党7中総開催。28回大会を召集。「野党は連合政権を」「党勢の拡大大運動」を

2019年09月16日

15日、日本共産党本部で「日本共産党 第7回中央委員会総会」が開催されました。

志位和夫委員長は、あいさつで、冒頭、台風・豪雨災害に遭われた方々にお見舞いを述べ、党として被災者が安心した生活を取り戻せるよう政府・自治体に求めていく決意を表明しました。

その上で、今回の第7回中央委員会(7中総)の任務は、日本共産党第28回大会の召集を決定すること、①「参院選で確信にすべきことと、打開すべきこと」、②「総選挙に、どういう目標と構えでのぞむのか」、③「『党大会をめざす党勢拡大大運動』のよびかけ」の決議案を議論して決定することと述べました。

 

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野党連合政権にむけた協議の開始を呼びかけたことを、4年間の共闘の到達を踏まえ、政権構想を打ち出すことが、今後の共闘の発展・飛躍をかちとるために必要であり、日本国民と日本社会が求めていると強調しました。

小池晃書記局長が、「決議案」の提案報告を行いました。来たるべき総選挙で、①市民と野党の共闘を発展させ、野党連合政権への道を開くこと、②日本共産党の躍進をかちとることを目標とすると述べました。

党勢拡大大運動について、①党勢の後退から前進に転換すること、「日本の政治の新しい時代にふさわしく党づくりでも新しい時代に、②総選挙で勝利し、野党連合政権への道をひらく強大な党をつくろう、③若い世代の中に党をつくり、日本の希望ある未来をひらく一歩をと党勢拡大大運動の意義を明らかにしました。

 

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提案に対する討議で37人の発言がありました。

小池書記局長は、結語で、志位委員長の党創立97周年記念講演が、市民と野党の共闘の前進の意義を広げる上でも決定的意味を持つと強調。「野党は共闘」の段階から「野党は連合政権を」を合言葉で、連合政権問題での野党間の前向きの合意をつくるために、都道府県、地区、支部で草の根から機運をつくり出していこうと呼びかけました。

 

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党勢拡大の運動は、いま全国の党員と党組織が苦闘している課題であり、提起した私たち自身が時間をかけて侃々諤々(かんかんがくがく)の議論を行った、中央、都道府県、地区、支部が一緒に探求してやり上げようと訴えました。

市民と野党の共闘で国政を変える「日本の政治の新しい時代」が始まっている、私たちの先輩たちが乗り越えてきた苦闘の連続の歴史を振り返れば、綱領の実現が現実の政治課題になる、こんな時代に闘えるやりがいははかりしれないと述べ、まず9月に大運動の第一歩として、全都道府県と地区で党員と「しんぶん赤旗」日刊紙と日曜版で必ず前進に転じようと提起し、「大運動」を成功させ、党大会を成功に導き、野党連合政権への道を切り開こうと結びました。