東北の手わざ展//龍村織物展//art KYOTO

2019年09月12日

 

報告です。7日の午後、駆け足で「東北の手わざ展」「龍村織物展」(京都高島屋)「art KYOTO」(二条城内)を訪ねました。写真は、「東北の手わざ展」で。

 

東北の手座座

 

東北の手わざ展は、私は昨年から開催を知りましたが、今回で8回目。名前の通り、東北の手仕事品を展示・販売し、その収益を被災地の障害者団体などへと還元する取り組みです。私は、鮭が遡上する絵柄、鬼の絵柄の二種類の手ぬぐいを買い求めました。

 

東北の手ざっわざ

 

現地の団体に、購入者(私)の写真をいっしょに送るということで、ご希望に応え一枚撮りました。

 

東北の手業1

 

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京都高島屋では、「龍村美術100年の軌跡」をテーマに龍村美術織物展が開催されており、商品も販売されていましたので、たくさんのお客さんでいっぱいでした。京都迎賓館に展示された作品や芥川龍之介の「龍村織物」に関する文書、たくさんの商品や美術作品が展示されており、どれも目を見張るもので堪能しました。ただ、もう少し「100年の軌跡」という趣旨が生かされればよかったかなとも思いました。

 

龍村織物展

 

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二条城の「二の丸御殿台所・御清所」で開催されていた「art KYOTO」にも足を運びました。32の美術商や画廊などが出店していましたので、竹細工などすぐれた作品を観ることができました。ただ、昨今、「文化財の保護から活用へ」と政府の方針が大きく転換しつつあり、文化庁が京都に移転することもあり、「文化財でお金を稼ぐ」「儲かる文化」ばかりが優先され「文化財の保護や修復、文化財保護に関わる伝統職人とその後継者づくり、伝統的な技の保護・育成」が立ち遅れはしないか、いろいろと考えさせられるよい機会となりました。

写真は、思文閣のブースで、担当の方の許可を得て撮影しました。

 

二条城